フィッシングパーク高島の泉釣行(7月17日)

成吉 弘幸

 奈良県在住。登山やバードウォッチング、テレマークスキーなどを経て、現在では近畿地方の渓流や管理釣り場を中心にトラウトを追いかけている。

 今回は滋賀県高島市にあります、フィッシングパーク高島の泉に行ってきました。この釣り場は湧水100%の管理釣り場であり、関西地区では通年営業されている貴重な存在です。またルアー専用の3つのポンドで構成されており、平日であれば場所の移動も比較的容易と考えての釣行です。


 午前7時の開場とともに入場し、第1ポンドに向かいます。いくら湧水とは言え、梅雨明け以降猛暑日が続く中で、少しでもコンディションが良い魚を狙うために、ポンド南側のインレット付近を最初の釣り座としました。まず状況を確認したところ、水質は前回釣行時に比べて若干の濁りが入っています。そして放流魚は25cmクラスのニジマス系の魚がほとんどのようです。2月に釣行したときには良型のサクラマスが放流されていて、ミノーで楽しめたのですが、今回はそういう訳にはいきそうにありません。また魚は表層に固まっており、その魚たちを攻略することがポイントのようです。

 最初はヒキナミからスタートします。アピールカラーからスタートし、ナチュラルカラーにチェンジしながら、色々と探りを入れますが、反応しそうな魚が見当たりません。念のため水温を測ってみたところ、足元ではありますが、摂氏20度を超えています。さすがにトラウトには厳しそうです。それでも表層に魚たちがいることには間違いありません。そこでしばらくは2種類のヒキナミで思いつくことを試しますが、強波動のヒキナミにはこの日の状況は厳しそうです。そこで手持ちのトップウォータープラグも色々と試しますが、うまくいきません。30分以上も強波動のヒキナミで探り過ぎたマイナスの影響が出ているのかもしれません。


 朝一から40分以上トップを狙い続けてみたところ、時より反応する魚はいるものの、フッキングする様子もなく焦ります。そのためいったんトップウォータープラグでの攻略を諦め、マジックジャークを試します。使ったのはスティルエリア48HFです。表層で一定リズムのマジックジャークを試しますが、なかなか魚たちは反応してくれません。そこで緩急織り交ぜてのマジックジャークを試したところ、たまらず一匹のニジマスが、スティルエリア48HFにアタックしてやっと一匹目をキャッチできました。ただヒットパターンという程ではなく、少し時間をおいてさらに一匹の釣果を上げることができたものの、それでマジックジャークへの反応もなくなってしまいました。

 そこからしばらくは色々なルアーを使ってみますが、釣果を上げることができません。そしてダンゴウオを投入します。使うのは表層がターゲットであり、ダンゴウオSR-Highです。これをキャストしたら極力潜らないようにリトリーブし、漂うように探っていきます。魚たちの様子を見ていると、ダンゴウオSR-Highに時より興味を示すことはあるものの、なかなか口を使おうとしません。そのためシェイキングを入れたりもしてみたのですが、最終的にはリトリーブスピードに変化を入れたのが良かったようです。

 しばらくはポツポツながら、ダンゴウオSR-Highでニジマスのヒットを続けていたのですが、次第に反応する魚もいなくなりました。もしかしたら自分が気づいていないだけで、サクラマスがいるのではとミノーも試したのですが、反応する魚はいそうにありません。


 結局何をやってもうまくいかないため、第3ポンドのインレット付近へ移動します。最初は第1ポンドの時と同じようにトップウォータープラグで探っていきますが、釣果に結びつきそうにありません。

 そこからは色々なルアーで探りながら、ヒットパターンを探してみたのですが見つかりません。ただダンゴウオSR-Highを使うと、ポツポツながらヒットするという感じです。ただダンゴウオばかり使うとすぐに飽きられてしまいそうであり、色々なルアーに混ぜてダンゴウオを使うのが良かったようです。

 昼休憩を取った後も、第3ポンドのインレット付近で釣りを続けます。若干の濁りがあるため、もう一度各レンジをチェックしてみたのですが、下のレンジでは魚信を得ることができず、表層の魚を攻略するしかなさそうです。そこで選んだのがカディスです。この日のコンディションであれば、小粒で喰わせに寄せたカディスが最も適していると考え、色々な誘い方を試します。この日はロングポーズよりもロッドティップを使ってシェイキングさせたのが良かったようで、そこから短時間ですが次々とカディスにニジマスたちがヒットしてきます。

 ただ調子に乗って使い続けたのが災いしたのか、短時間で反応がなくなってしまいました。その後も色々試したのですが、ダンゴウオSR-Highでのヒットがあっただけで、新しい展開が期待できないため、第2ポンドのインレット付近に移動しました。

 こちらの魚は直感的にルアーに対してアグレッシブな反応してくれそうと感じたため、ヒキナミFを選択し、表層をただ引きで泳がしたところ、数投目に見事にヒット。これまでとは違う良型で、40cmクラスのニジマスをキャッチできました。ただその後もヒキナミシリーズ中心に探り続けたのですが、釣果を得られない時間が続いてしまいました。

 予定していた終了時間が近づいてきました。これ以降は、この日に比較的安定した釣果が得られたダンゴウオSR-Highとカディスを使い、極力飽きさせないように、交互にローテーションしながら、自分を信じて巻き続けます。そうすることで40cmクラスも混じり、ポツポツですがニジマスのヒットを続け、午後3時過ぎに終了としました。

 この時期は高水温との戦いになるのは仕方ありません。そのため苦戦もしましたが、特にカディスとダンゴウオSR-Highで釣果をひねり出したという感じでした。なお釣り場のホームページによると、ニジマスと思われる魚は、この釣り場のブランドマスである高島サーモンのようです。ただその違いが分かりにくいため、今回はニジマスと表記させてもらいました。

ダンゴウオ
RodFLA‐S510LF‐TZ
ReelS社1000番
Lineエステル0.4号(直結)
ヒキナミ
RodFLN‐T511ML‐F
ReelS社1000番
Lineナイロン3lb(直結)
操作系プラグ
RodIBXX-56MT
ReelS社2000番(HG)
Lineナイロン3.5lb(直結)
Lure ヒキナミF
ダンゴウオSR-High 各種カラー
カディス 各種カラー
スティルエリア48HF 各種カラー