8月に入り、相変わらずの日差しの鹿児島ですが、日々の釣行は苦労の連続です。何せ、ノロノロの台風や迷走する台風と、雨はほとんど降らないのに、強風が長いこと続いてます。
この風が、水中の環境を良くしてくれれば言う事はないのですが、底荒れを起こして逆効果になってるのが現状です。溶存酸素量はある程度はあるのでしょうが、海の底荒れした濁りが河川内へ入って来て留まってしまっている感じです。
もちろん、満ち込みの潮で更なる濁りが流入してくるので、川底の堆積物も増えていきます。
そんな8月、チニングは例年になく苦労してます。
本来であれば、トップで遊んで、ボトムでフォローして更に数を伸ばす。これがパターンだったのですが、ボトムへの反応がとにかく悪い日々です。
かと言って、トップゲームなら楽しめるか?⋯風による波が強すぎるのと、強い風が悪さをして、本来のトップゲームが成り立ちにくい日がほとんどです。
悩ましい日々ですが、そこに何とか対応していく日々です。
【風の影響の少ない場所を探す】
基本的には、東寄りの風が強い日が多いので、根本的なポイントを見直すことである程度の対応は可能です。ただし、東寄りの風だから、山を背にした薩摩半島西側の河川へ⋯と考えても、逆に山からの吹き下ろしの風が強いのがオチです。
よって、風の影響を受けにくいポイントを探し出します。今回は東寄りの風なので、河川自体が南北に真っ直ぐな流れで、尚且つ、川幅が広すぎず、護岸や建物、樹木などで遮ってもらえる事も加味します。
吹き込む風、巻き込んでくる風がなるべく少ない環境を探しますが、それでも風の影響がない訳ではありません。いい塩梅のポイント探しですね。
そして見付けたら風裏ポイントで、多少巻き込んでくる風はあるものの、AR-Wピンテールのミドストでしっかりとキャッチ。風の中、しかも足場が高い場所でのミドストは、少し重めのジグヘッドを利用する事と、風向きを考えてラインがたわみにくい方向からのアプローチがコツですね。
慣れてくると、風によるラインスラッグを計算してアクションやトレースも可能になりますが、トレースレンジの浮き上がり過ぎには要注意です。
【風の中のボトムチニング】
潮の関係上、どうしても風の影響の少ないポイントで釣りが難しい場合も多々あります。そんな時には、強風下でもオープンエリアでの釣りを強いられる事も。そんな時には、やはり感度のいいロッドの使用が絶対条件になります。
中でも、ベイトタックルであれば、その条件をクリアできるタックルは多くなりますが、スピニングになると得手不得手があります。そんな中でも『BY』は、とにかく優秀ですね。
ベイトのBY-C734-Sに関しては、もう言うまでもありませんが、強風下でもしっかりとした飛距離が出せ、遠投先でもしっかりとアタリを取れ、それをフッキング出来る性能を有してます。私もこれまで使ってきて、それは大いに感じてます。
ただスピニングになると、ラインスラッグの多さや構造上のデメリットなどが多いので悩ましい所です。それを感じさせないのが、BY-S744-Sと言ってもいいでしょう。
今回、トッププラグを使用する事も前提にして、ダメな時の為にボトムゲームへの切り替えも想定してBY-S744-Sメインで釣りをしました。強風で波立つ河川内では数度の誤爆はあるものの、上手くノセる事は出来ず。
そこでコーヴァイチューでのフリーリグへスイッチ。風によってラインスラックが多く出てしまい、さらには風にラインが引かれてワーム自体も引きずられていく中、しっかりと見せて、しっかりと食わせの間を作ってあげ、明確なバイトをフッキングさせる釣りを展開。
シンカーのウエイトは、普段、使用するサイズよりもワンサイズだけ重くし、ボトムで流されないようにブレーキを掛けます。無駄に重くするとしっかりとブレーキは掛かるのですが、水面から出ているラインへの風の影響が変に大きくなり、余計な抵抗がバイトを感じにくくしてしまいます。
そんなセッティングに気を付けつつ、あとはアプローチに工夫して、余計な風でできるラインスラックを少なくしてあげるだけです。
ここ最近のパターンとしては、タダ巻きでのバイトが極端に減りました。キビレがプリスポーン期に入ってきた事もありますが、手の平以下の小型が増えた事もあります。複数で追い掛けてくる小さな個体が多いと、大きいサイズは口を使いにくい傾向が何故かあるので、バイト誘発の為には小型を避ける事も大切です。
タダ巻きでのバイトは、とにかく小型が多く、リトリーブスピードを上げるとチェイスする個体は増えるけど、バイトしない状況。
そこで、ボトムバンプです。速い動きと、ストンと落ちる動き、そしてフワッとした動きからステイ。この一連のアクション変化が小型を避けて、それ以上に口を使わせるパターンでした。
ただし、速めのリフトでもピッチを長め、そしてステイをしっかりと。フワッとした動きに変わった瞬間や、ボトムにワームが落ち着く瞬間にバイトが集中といった感じです。
これを強風下でもしっかりと操作し、バイトを感じ取って、しっかりとフッキングできるのが、BYのスピニングBY-S744-Sです。
高水温という悪条件はないのに、強風が続く事で悪い環境が作られてしまうのも、なかなか珍しい事です。そんな中でもしっかりと数をキャッチする為にはポイントに対する環境コンディションを良く読む事と、強風下の情報収集出来ない中で少しでも扱いやすいタックルセッティングを行う事ですね。
どんなコンディションでも釣行しなければならないサンデーアングラーが多いと思いますのが、そんな方にはぜひ、『BY』はオススメのロッドと言えます。中でも、スピニングのBY-S744-Sはバーサタイルスピンという名の通り、ボトムゲームを主軸にトップゲームまで対応可能というのは、やはり強力な武器になりますよ。
| ミドスト用 | |
|---|---|
| Rod | ダークシャドウEX DSEX-710 |
| Lure | AR-Wピンテール |
| ボトムチニング用 | |
|---|---|
| Rod | BY BY-S744-S |
| Lure | コーヴァイチュー2.4in、コーヴァイチュー2.8in |
| その他 | イージーフィッシュグリップ18、ラバーネット0712 |
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