フィッシングサンクチュアリ第1ポンド釣行(4月11日)

成吉 弘幸

 奈良県在住。登山やバードウォッチング、テレマークスキーなどを経て、現在では近畿地方の渓流や管理釣り場を中心にトラウトを追いかけている。

 今回は三重県いなべ市にあります、フィッシングサンクチュアリに行ってきました。この釣り場は複数のポンドで構成されており、その中でも最も広く大型魚も放流されている第1ポンドが、この日の目的地です。


 まずは遊漁券を購入後に、個人的に実績のある第2ポンドへの通路付近に向かいます。この日は前日にまとまって降った雨の影響か濁りがきつく、魚影を確認することはできません。ただライズリングは見えるため、最初はトップウォータープラグからスタートします。トップで簡単に釣果が得られると思っていたのですが、色々試してもトップウォーターにアタックする様子がありません。ごくたまにアタックらしきものもあるのですが、フッキングしそうなものではありません。濁りが影響しているのか、30分ほどは粘ったのですが、反応が得られそうにないので、トップ攻略は一旦諦めます。


 続いてボトムの攻略を行います。使うのは大きなズルビーです。これはキャストしたら自重で一気に底まで沈むので、後はリトリーブを色々と工夫しながら探っていきます。最初はフルキャストしてみたのですが、反応が得られません。この日は濁りがきついため、魚の反応は視覚では確認できませんが、これまでズルビーを使った印象では、沈んでいくズルビーに気づいた魚が、着底してからの動き出しに反応して、バイトしてくるように感じていました。そのため水深のある所にキャストしても、浮いている魚は追いきれないと判断し、比較的水深の浅い手前付近の中心に探ってきたところ、狙い通りレギュラーサイズのニジマスがヒット。ただ時期的に魚が浮いているのか、数匹はこの方法で釣れたものの、すぐに反応がなくなってしまいました。ズルビー以外のボトム用プラグも使ってみましたが、その後はボトムでの反応は得られません。

 その後は中層攻略に取り掛かります。ただなかなか次のヒットパターンが見つからず、マジックジャークの縦の動きを試します。最初に使ったのは、スティルエリアT2です。それで可能な各レンジを探ってみても反応がありません。最初は鋭くジャークを入れていたのですが、これが良くないようです。濁りのためスティルエリアT2を見つけた魚が、鋭くジャーキングして潜らすと、ルアーを完全に見失ってしまい、追いきれないのではと想像します。そのためゆっくりジャーキングして、ポーズの時間は色々変えながら探ってみたところ、この方法がうまくいって、ヒットが続きます。ただ思ったより短時間で反応が薄れてしまいました。

 そこでルアーをスティルエリア48HFにルアーチェンジ。同様にゆっくりマジックジャークで探ってみたところ、再びヒットが復活します。それもスティルエリアT2以上に反応が良く、40cmクラスの良型も混じります。とは言え、この方法もそれほど長続きせず、30分ほどで反応がなくなってしまいました。

 この頃まではライズリングが見られたため、再び表層攻略を試みたのですが、やはりトップウォータープラグでの釣果を上げることはできずじまいでした。


 ふたたび中層攻略に戻ります。使うのは入手したばかりのチクタクリッパーのシンキングモデル(S)です。まずは足元で動きを確認します。ゆっくり引くとローリングアクションで、早めに引くとウォブリングが強そうです。カラーは濁りを意識してアサヒグロー。これをキャストしたら、スプーンと同様にカウントダウンしながら各レンジを探っていきます。カウントダウン3ほど沈めたところで、レギュラーサイズのニジマスがヒット。チクタクリッパーでの初ヒットでした。

 チクタクリッパーで続けてと思っていたところで、放流が開始されました。そのため、しばらくは放流に効くルアーを投入してみますが、放流場所から離れているせいもあって、なかなか結果が出ません。チクタクリッパーのヘビーシンキングモデルも投入してみたのですが、この日の放流狩りはうまくいかず、昼休憩を取ることにしました。


 後半最初は、放流魚が私のいる付近にも回ってきていることに期待して、スティルエリア48HFを再投入。なんとか一匹はキャッチできたのですが後が続かず、放流直前にヒットしたチクタクリッパーSに戻します。スプーンと同じようにカウントダウンしながら各レンジを探ったり、ボトムまで沈めて巻き上げで探ったりしましたが、その後ヒットしたのは、カウントダウン3までの表層でのスローリトリーブでした。結局チクタクリッパーSのカラーローテーションで、4匹のレギュラーサイズのニジマスをキャッチ。

 その後も誘いを入れたり、色々な探り方も試したのですがうまくいかず、ルアーをダンゴウオにチェンジしました。
それまでの反応から、魚たちは比較的浮いているようだったので、最初はダンゴウオSR-Highから投入します。キャストしたら後は漂わすことを意識して、超スローリトリーブです。するとすぐに一匹はヒットしたのですが、後が続きません。

 そこで次にダンゴウオSR-Lowにルアーチェンジ。探り方は一緒です。するとポツポツとヒットはするのですが、使い続けていると反応しなくなりました。この日は一種類のルアーで釣れ続くのは、いずれも短時間です。さらに春のこの時期は、比較的広いレンジに魚が散っていることが多い印象があります。

 そのためここからはダンゴウオの4シリーズをすべて導入し、反応が薄いと思ったら、次々とルアーチェンジしながら探っていきました。これがこの日最後のヒットパターンで、40cmクラスも混じりながら、ニジマスのヒットが続きました。まだまだ釣れ続けそうだったのですが、予定していた時間となったため、午後3時過ぎに終了としました。

 この日の釣果は40cmクラスまでで、それを超える大型魚の釣果は得られず残念です。また一種類のルアーで釣れ続く時間がいずれも少なく、ヒットパターンはルアーチェンジと言えるでしょう。そして濁りが影響したのか、とにかくスローな動きに好反応な一日でした。

ダンゴウオ、ズルビー
RodFLA‐S510LF‐TZ
ReelS社1000番
Lineエステル0.4号(直結)
チクタクリッパー
RodFLN‐T511ML‐F
ReelS社1000番
Lineナイロン2.5lb(直結)
操作系プラグ
RodIBXX-56MT
ReelS社2000番(HG)
Lineエステル0.4号(直結)
Lure チクタクリッパーS 各種カラー
おっきなズルビー 各種カラー
ダンゴウオSR-High 各種カラー
ダンゴウオDR-High 各種カラー
ダンゴウオSR-Low 各種カラー
ダンゴウオDR-Low 各種カラー
スティルエリア48HF 各種カラー
スティルエリアT2 各種カラー