今回は三重県いなべ市にあります、フィッシングサンクチュアリ第2ポンドへ行ってきました。このところ私が釣りを予定すると寒波が到来しており、今回も4日前から氷点下の寒さが続いており、防寒対策万全で出かけました。
最初に管理棟で遊漁券を購入後、第2ポンドに向かいます。ここではトーナメントも頻繁に開催されており、放流魚はレギュラーサイズのニジマス中心です。朝一は前回釣行時にそれなりの結果を出せたアウトレット付近で、実釣を開始します。
水質はマッディで、視覚で確認できる魚影はほとんどありません。ただ時期的にはボトム付近に魚はいると思ってサーチをしていきます。最初は1.6gスプーンのアピールカラーをボトムまで沈め、巻き上げで探っていきます。ただなかなか反応が得ることができません。そこでカラーローテーションしながら、表層・中層・ボトムと探ってみてもうまくいきません。時よりアタリらしきものはあるものの、魚のレンジを確認するようなものではありませんでした。
その後も1.1gスプーンにルアーチェンジしても、明確な反応を得ることができず、時間だけが過ぎていきます。ここ数日の冷え込みから、ボトム専用プラグも投入しましたが、結果が出ずに焦りが募ります。一匹のヒットもなく、一時間が経過しました。そこで早々にダンゴウオを投入。まずはダンゴウオSR-Lowで探ってみますが反応がなく、その下のレンジを探るためにダンゴウオDR-Lowにルアーチェンジ。粘って探り続けて何とかレギュラーサイズがヒットしましたが、この場所でこれ以上粘るのは、リスクが高そうです。というのも寒さが厳しいとはいえ、朝一の高活性が期待できる中で、ダンゴウオでの一匹のみというのは、何かがおかしいと考えるべきでしょう。そのため思い切ってインレット付近に移動しました。
移動後はスプーンでサーチするところですが、朝一に苦戦したので、最初はダンゴウオDR-Lowからスタートします。すると一投目でヒット。それまでが釣れなかったので、少しの間はダンゴウオDR-Lowをローテーションしながら使ってみたところ、ブラウントラウトなどのヒットが続きます。
インレット付近に魚が居るのは確認できたので、ここから逆にスプーンや他のクランクを使ってみましたが、なかなか結果が出ません。そうこうしているうちに午前中の放流が行われました。
放流魚を狙って、ドロップダイヤ1.8gゴールドORにルアーチェンジしたところ、数投目に狙い通りヒットしたのですが、その後はスプーンには反応してくれません。
いつもなら放流後しばらくはスプーンで粘るのですが、うまくいきそうな気がしません。ただ放流されたばかりの魚たちがいるのは間違いないので、マジックジャークを試します。ルアーはアピールの強いスティルエリア48HFです。まずはマジックジャークのヒットアクションを探すところなのですが、その暇もなくすぐにヒット。それからは長短織り交ぜてのマジックジャークでヒットを続けます。これがこの時のヒットパターンでした。
その後に反応が薄れたところで、スティルエリアT2のマジックジャークでもヒットに持ち込めましたが、反応が薄れたところで、早めの昼休憩としました。
休憩後は改めてボトム攻略に取り掛かります。チョイスしたのはボトムノックスイマーエリアです。最初はマッディな中での視認性を考慮し、アピールカラーからスタートします。色々なパターンを試したところ、一番反応が良かったのは、ボトムバンプです。ロッドは立て気味で動かさず、リールの巻きだけでボトムバンプさせる方法で、これがこの時のヒットパターンでした。この頃には降り始めた雪のため、ラインの動きは確認できないのですが、それでも手元に伝わってくる反応だけで勝負できました。さらに最初は遠投していたのですが、ほとんどのヒットが岸から2~4mであるため、その付近だけを狙って効率的に釣果をあげることに成功しました。
ボトムノックスイマーエリアのカラーローテーションでも、さすがに一時間もすると釣れなくなってきました。そこでスプーンでの攻略も試してみます。アンバー1.1gのデジ巻きでポツポツとヒットはしましたが、さすがに時間の経過とともに、ボトム攻略も難しくなってきたようです。
少しの間、この日にヒットのなかったルアーでのヒットパターンを探したのですが、なかなか結果が出せず、再びダンゴウオを試します。この頃には雪も弱まり、なんとなく魚が浮き気味のように感じられたので、チェンジしたのはダンゴウオSR-Lowです。これをキャストしたら、後は巻くだけです。すると狙い通りに、ポツポツながらもヒットが続きます。なかなか釣れない時間帯であるにもかかわらずヒットが続くので、集中力を切らさず釣りを続けることができました。
午後2時を回ったところで、午後の放流が行われました。最初はスプーンでの攻略を試みたのですが、まったくヒットに持ち込むことができません。そこでダンゴウオSR-Lowのデッドリーピンクを投入したところ、すぐに3匹ヒット。ダンゴウオは放流魚にも効果がある様です。
そのままダンゴウオSR-Lowを使い続けていたのですが、さすがに反応はなくなってしまいました。また天候も回復して魚が少し沈んだようです。終了を予定していた時間が近づいてきたので、最後の一匹をと思い、ダンゴウオDR-Lowにルアーチェンジ。少し時間はかかりましたが、終了直前に何とか最後の一匹をキャッチでき、終了としました。
この日は最初に入った場所を、早めに見切りをつけたのが正解でした。そのきっかけになったのがダンゴウオです。今後も手放せないルアーであることは間違いないでしょう。ダンゴウオのHighタイプも楽しみです。(魚種についての詳細は省略しましたが、ニジマス以外にカットスロート、ブラウントラウト、サクラマスの釣果が含まれています。)
スプーン・ダンゴウオ | |
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Rod | FLBC‐S58UL |
Reel | S社1000番 |
Line | エステル0.3号(直結) |
クランク用・放流用 | |
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Rod | FNL‐T511ML-F |
Reel | S社1000番 |
Line | ナイロン2.5lb(直結) |
操作系ルアー用 | |
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Rod | IBXX-56MT |
Reel | S社2000番(HG) |
Line | エステル0.4号(直結) |
Lure |
ダンゴウオ DR-Low 各種カラー ダンゴウオ SR-Low 各種カラー スティルエリア48HF スティルエリアT2 ボトムノックスイマーエリア 各種カラー アンバー0.8g 各種カラー ドロップダイヤ1.8g ゴールドOR |
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