春らしい気候の短い事。特に、私の住む鹿児島では、そんな傾向が年々強くなっております。四季というより、もう二季なのではないかと、勘違いさせられる気候です。
ただし、それはあくまでも人間からみた気温であり、それが魚たちが住む海中でも同様か?と思えば、それは大きく違いますね。
冬場の海水温は一昔前よりも下がりきらず、比較的高めの水温であるここ数年。そのお陰でメバルなど低水温を好む魚は、とにかく難しくなりました。
そして、水温が安定しないのも、ここ数年の特徴です。徐々に水温が下がっていくとか、徐々に上がっていくというより、水温の変動が短時間で起こりやすく、なかなか安定しない事から魚の行動パターンなどにも影響が出ているのです。
そんな環境下で、我々釣り人は、それに合わせて釣りを組み立てていくしかないのですが、やはり水温の変動があると、安定した釣果に恵まれる事が減りますね。これから夏に掛けての季節は、極端な水温上昇が激しくなり、その影響で水中の環境は目まぐるしく変化する状況が増えます。
特にこれからの梅雨時期、しっかりと雨が降るか?降らないか?でも、環境は変わりますからね。雨での水温低下もあれば、雨が降らずに想像以上の上昇など。灼熱の太陽の影響は、水の中へも多大な影響をもたらしますし、雨もまとまって降れば水温低下は免れませんし。
そんな季節になる前に、いい思いをしておこう!そんな魂胆でチニング。
本来であれば、プリスポーンの本チヌを狙いたい所ですが、今シーズンはのっこみチヌを追い掛ける事が出来なかったので、あえて、そこは切離してゲームを組み立てていきます。
水温の上昇と共に、河川内の汽水域へと多く入ってくるキビレをメインに狙っていきます。ただし、水温の上昇と共に⋯という部分が、大きなカギとなりますが。
水温20度以上を好むキビレなのですが、今シーズンは、なかなかその20度を超えない日々。超えたと思えば、雨による水温低下や、台風並みの爆風による水温低下と、2日と20度を超える事がないという。
よって、釣行の度に食い渋りばかりで、悪戦苦闘の日々となった4月末から5月中旬でした。もちろん、小型のキビレが多い季節でもあるのですが、それを考慮しても酷い日々です。4月の初旬よりも生命感のないフィールドが多かったですね。
そんな中でも、安定して釣果を引き出す為には、常にキビレのコンディションを考えつつ、如何にして食いやすい状況を作り出してあげるのか?が、大きな課題となりました。
単純な釣りをしていてもバイトを得られない中で、如何にしてバイトを誘い出すか?をしつこく考えなければ、最初の一匹にも出会えず、ましてや数釣りなんて出来やしない状況です。
さらには、バイトが出せる様になると、今度はフッキングを確実に決める深いバイトを引き出す為に、さらに考え工夫していきます。
リトリーブスピード、リフトのピッチやリフト幅、アップから流し込むのか、ダウンでよりスローに誘うのか⋯ありとあらゆるパターンを模索していき、その日その場所でのパターンを見つけ出すのが日課に。
ボトムチニングは簡単!と言われる事もありますが、食い渋った時に、如何にしてチヌを引き出すのか!?が、1つ踏み込んだ所のチニングの面白さにもなります。
場所によってパターンは大きく変わりますが、ここ最近の多いパターンが、流芯でダウン気味にアプローチしてショートバンプ。数回のボトムバンプに、少し長めのステイ、そして流れに乗せてボトムドリフトさせる、基本的にはスローな釣りにバイトが偏ってました。
さらに、少しでも人為的プレッシャーの少ない、遠投した先でのバイトがほとんどでした。浅場に指してきているキビレは少なく、一段下りたライン上に集中しているのも特徴でした。
そんな遠投先でもしっかりと細かな操作が可能なロッド、強すぎず弱すぎないアクションが可能なワーム。あとは、遠投できて操作しやしいウエイトのシンカーをきっちりと組み合わせての攻略が、非常に大切でしたね。
特に流れが緩んでくれば、少しシンカーのウエイトを軽くしたり、ボトムドリフトさせやすい角度でアプローチするなど、状況変化に対応していく事で数を稼ぐ事が可能でした。
これから水温がもう少し上がってくれば、ここまで偏屈なチヌを相手にする事は少なくなりますが、この春から初夏に掛けてのパターン探しは、必ず今後にも役立ってきますので、様々なパターンを試しながらの釣りを心掛けて頂ければと思います。
その際には、ニューリリースのチニング専用マルチピースロッド『BY』と『コーヴァイチュー』のコンビで、より細かく的確な誘いを演出してあげて下さい!
| Rod | BY BY-C734-S |
|---|---|
| Lure | コーヴァイチュー2.8in |
| Hook | コーヴァイフック |
| Net | ラバーネット0712 |