暑い日が続く今年の夏。私の住む鹿児島は、とにかく連日35度超え。それが何日続いているのか?9月半ばでも、まだまだ危険な気温の毎日です。
そんな暑さの中、私の大好きなチニングへ。
とは言っても、9月頭に腰をヤッてしまい、久し振りの釣り。無理しないリハビリ的な釣りに(笑)。
シーズン的には、みなさんトップチニング終盤に差し掛かっている・・・・との意見が多いのですが、私にとっては『まだまだ、これから!!』の季節。これから調子を上げていく予定です♪
とは言っても、ちょっと腰に不安を抱える釣行。無理しない程度に力を抜いて、そして負担の少ないボトムゲームも準備。タックル2本の二刀流で攻略していきます。
基本的には、水面を爆発させて釣りたい性分。夏の暑さを吹き飛ばしてくれるのは、やはり視覚的刺激の多い釣りが一番ですね。
私の相棒と化したチヌペンFWをまずはセット。流芯の流れに乗せつつ、ドリフト気味に細かくアクションを加えて誘っていきます。流れと真逆の風が強く吹く中、しっかりとラインを水に馴染ませて波立つ水面でアピールさせます。
ここ最近は風に頭を悩ます事が多く、食わせる事の難しいコンディションが増えました。そんな中でも、最も釣り難いのが、流れと真逆の風が吹く、今回の様な日。
流される方向とは逆に、風でラインが引かれていくので、とにかくトッププラグを操作しにくく、余計な動きを加えてしまったり、風で引かれて水面を滑りすぎたり・・・・。
そのお陰で、ミスバイトの量産中ですね。
そして今回も同様。
強い流れとは逆の強い風。如何にしてこの風にラインを取られずチヌに上手く食わせるか?が課題ですね。
今回は風が強かった為、最初から二本立てでタックルを持ち込み。ボトムチニングであれば、風にさほど邪魔をされる事なく的確に攻めていく事は可能ですね。ただし、風でラインが引かれていかない様に、普段より少しシンカーを重めにセッティング。10~14gで、飛距離と風に邪魔されない抵抗を確保しての釣り。
コーヴァイチューへのバイトは連発。ズル引きでガンガン反応してくれるので、風の中でもきっちりと食わせやすい活性でした。
しかし、トップチニングに関しては風を考えた攻めをしなければ、反応も少なければ食わせる所ではありません。
流れにドリフトさせつつ、ラインが風に取られない様に操作。これが上手くいけば、ダウンクロスからダウンに入る前に水面爆発。完全にダウンに入ってしまうと、テイルフックの薄皮一枚のフッキングになりやすく、バラシの原因になりますので、ダウンに入ってくればアクション後のラインスラッグをほんの少しですが作ってあげる事で、確実にチヌペンを口の中へ捕らえさせます。
このちょっとした事でフッキングが大きく変わってきます。当然、キャッチ率にも大きく影響してきます。ダウンでのチヌペン操作には、そんなテクニックを織り混ぜていくと反応も良くなったり、バラシが減ったりします。
そんな強風の中でのチニング。満ち込み始めるまでの短時間ですが、ツ抜けのチヌ祭りでした。
これからチヌもいい季節になってきます。ボトムチニングはもちろんですが、トップもまだまだ出ます。楽しいチニングライフを、これからも満喫して下さい!
Rod | ベイライナーAKBM BL-722ML、BL-C812ML |
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Lure | チヌペンFW、チヌペンTラバ、コーヴァイチュー |
Hook | コーヴァイフック |
Net | ラバーネット0712 |