鯰人 Diary 2023 in 京都 DAY 1

岩瀬 裕大

東京都在住。昼夜問わずナマズを追い求めているアングラー。

皆さんこんにちは岩瀬です!
今回も遠征のお話をさせて頂きます!


今回私が訪れたのは………京都!!! 京都に来るのは中学校の修学旅行以来で、十数年ぶりでした。 今回は完全なアウェイで自分だけではどうする事も出来なかったので、京都在住の渡辺さんに土曜日と日曜日の2日間をメインに協力、サポートして頂きポイントを案内してもらいました。


渡辺さんとはSNSでいつもお世話になっており、随分前からお誘いを頂いていたのですが、コロナウイルスの影響で遠征も暫く自粛せざるを得ない状況だったので、中々京都に行く事ができませんでした。


今年の1月に行われた3年ぶりのフィッシングショーで初めてお会いする事ができ、今年は必ず行きます!と約束をして念願の京都遠征ができました。


釣行は約2日間。楽しい京都ナマズ釣行のお話をしていきたいと思います。



まず初日はナイトゲームからのスタート。
メインの釣りは土曜日と日曜日なのですが金曜日の午後6時頃に前乗りし、渡辺さんと合流。そこから近隣の川を案内してもらいました。


最初に案内して頂いたポイントは小規模河川。
田んぼの中を流れた後は住宅地の中を流れていく川で、ホームリバーに少し似ている感じでした。


自分が京都に来る前日に冷たい雨が結構降った感じで、濁りも入っていていい感じでしたがバイトが浅く苦戦。


水温が下がってしまったのか、ルアーにバイトするが単発で終わる事が殆どでフッキングまで持ち込むことができませんでした。
その後も川の上流側へ攻めていきましたが反応が得られず川を変えることにしました。


川を変えてライトで川を照らしてみると複数のナマズを確認する事ができたので早速アプローチをしてみました。
するとさっきまでの反応が噓のような反応で、ルアーに何度もアタックしてきました!
ホームリバーでは中々見ることのない反応の仕方に驚きつつも、京都ナマズを初キャッチする事に成功しました。

その後もバイトは止まることなく釣れ続け、たった数時間で3、4本キャッチする事ができました。

関東ではよっぽどの事が無い限り数時間で連続ヒットと言う事は中々ないことなので、京都のポテンシャルには驚かされました。


そして京都ナマズをキャッチして思った事は、ずっしりと重く、そしてトルクを感じる個体ばかりで、関東のナマズとは違う感じもしました。


次の日の釣りに備える為、京都ナマズのポテンシャルを十分に楽しんだ上でこの日は終了しました。



土曜日、ここから本格的にナマズを追い求めて行く旅が始まりました。


前日に訪れたポイントからは離れて、全く違うエリアにやってきました。


訪れたポイントは足場がかなり高いエリア。
今回京都遠征に持ってきたタックルは足場の高さやナマズの大きさや状況に合わせて、ベイトタックルは69M、そして足場の低いエリアも沢山あると聞いていたのでスピニングのS67MLを持ってきました。


ここは足場が高いのでベイトタックルを選択。
足場が高いのでまずはサイトフィッシングでナマズを探す所からスタート。


早速護岸際にポツリと1匹発見したので、キャタピークリッカーを優しく目の前にキャスト。


魚が見えているときは大きな着水音ではなく、なるべく静かに落とすと魚に違和感を与えることなく反応させることができます。


落としてすぐにルアーに気づきバイト!
朝一番で60センチオーバーをキャッチする事ができました。

その後移動して別のポイントへ。
次に訪れたポイントはメインの本流に流れ込む支流。
この場所も雰囲気は抜群!関東地方には無い景色と魚影の濃さ、そして教科書通りのポイントを攻めるとバイトが多発!


1本目はキャタピー、2本目はナマジーでキャッチしました。

このエリアは特にナマズが固まっており、ルアー着水後に2匹でルアーに反応した場面もありました。
ナマズ達の反応が正直すぎ………(笑)。



数時間でこれだけ釣れるとお腹一杯になる所ですが、ここからが本格的にデイゲームを興奮させる釣りが始まります。


移動を繰り返して今度は用水路。
普段ここのエリアは水があまり無いエリアなのですが、田んぼが始まる時期だけ本流域の堰で水をせき止める為、用水路の水位が上がるみたいです。


当然本流域からナマズが遡上し、用水路の居心地の良い場所に定着します。
ウィードの絡む場所にキャタピークリッカーを通すと案の定一撃で食ってきました。

用水路を覗いた後はすぐ近くの川に移動。


正直ポイントが多過ぎて目移りばかりしてしまうのですが、ここでキャタピーに67センチの良型ナマズがヒット!


濁りも若干入っておりチャート系ルアーに飛びついて来るようなバイトでした。

今度は本流域の下流に移動して一部浅くなっているポイントにナマズが凝縮されている場所を発見したのでジトラーサイレントでアプローチ。


見えている個体を狙ったつもりでしたが、水中に沈んでいたゴミ袋の様な物にもう一匹隠れていたみたいで、そのナマズが一目差にバイトしましたがミスバイトばかりで、何度も何度もアタックして来る姿に興奮が収まりませんでした。

少し足場がある堰の落ち込みのポイントには複数のナマズが泳いでいるのを確認。
しかもこのエリアは他の場所と違ってサイズが明らかにデカイ。


他のナマズを散らさない様にデカイのだけ狙い撃ちしましたが、掛けたナマズが思いのほか暴れて他の魚を散らしてしまい、このエリアではまだら模様のナイスサイズをキャッチして終了となりました。

夕方頃からスピニングタックルに変更してアプローチ。


スピニングの場合は遠投重視で持参したので、プレッシャーがあるフィールドをメインに使用していきました。


このエリアはナマズが人の足音に敏感な場所だったので、なるべく遠投して広範囲から魚を探しだすイメージで攻めていきました。


川の中を偏光グラス越しに見ても一見何も居ないように見えるのですが、よく見ると岩の影や沈んでいるゴミの隙間に隠れていて、その近くをルアーが通ると激しくバイトしてきます。

スピニングタックルで遠投してある程度ディスタンスをとることでプレッシャーがあるポイントでもナマズを引き出すことができるようです。
写真のナマズは人間が捨てたであろう布団らしき物の中に隠れており、着水後布団の中からニュルっと出てきてバイトしました。

環境面から見るとゴミは問題ですが、ナマズは人間が出したゴミをうまく利用し、隠れ家にしているようです。このナマズはどう思ってこの中にいたのでしょうかね。



その後、橋脚付近だけ深くえぐれている箇所があったので、ジッタースティックで探ると理想のバイトが出てこの日の釣りは終了。

一日目で京都ナマズのポテンシャルを知ることができ大満足の一日でした。
二日目は山間部の水路、小規模河川をメインに狙ったお話をしていきたいと思います。


続編もお楽しみに!

Rodスミス 鯰人 DNAZ69M
Reelシマノ 21カルカッタコンクエスト200HG
Lineバリバス 鯰PE4号
Leaderオーシャンレコードショックリーダー50lb
Lureキャタピークリッカーキャタピーナマジージトラーサイレント
Rodスミス 鯰人 DNAZ-S67ML
Reelシマノ 22 ステラ C3000MHG
Lineバリバス 怪魚PE 2号
Leaderバリバス オーシャンレコードショックリーダー35lb
Lureキャタピークリッカーキャタピー、ジッタースティック