鯰人 Diary 2023 春

岩瀬 裕大

東京都在住。昼夜問わずナマズを追い求めているアングラー。

皆さんこんにちは岩瀬です!


気温が大分安定し、過ごしやすくなりましたね!
釣りをする上では丁度いい季節ですが、黄砂と花粉がまだキツイ時期でもあります。
特に黄砂はリールやロッド、ラインがすぐに汚れて道具のメンテナンスが大変になりますね。

あと春といえば強風と天気の変化もありますね。
季節の変わり目は不安定で突然の落雷や気温低下もあるので、釣りをする際は十分気を付けて楽しみましょう!



さて、今回お話しさせて頂くのは春の釣り。
前回の投稿はナマズ釣りの開始の目安についてお話させていただきましたが、本格的に春が深まると釣りはどう変わるのか?また攻め方はどうなるのか?をご紹介できたらと思います。


春は生き物が活発に動き出す時期、枯れていた草木も徐々に緑が増え水温も上昇しやすくなります。
ナマズの場合春は産卵も控えている為、まず産卵に備えて餌を多く食べる必要があります。冬の間深場に落ちていたナマズ達は水温と気温が上がると共に浅場を意識して餌を探し出します。


この時期、餌を活発に食べるのはまだ夜の時間帯の方が圧倒的に多いです。
ビギナーの方達は3月後半から4月中旬頃のナイトゲームがおススメです。
逆に日中は雨が釣行前日に降ったりすると、流れ込みから出る濁りや、そこから落ちてくる餌を求めて動き回ったりするので雨が降ると日中でもチャンスは上がります。

特に雨が降り、濁りが入るとナマズの活性は高いことが多いのでアピール力があるルアーは効果的となります。
キャタピーよりキャタピークリッカー、ジトラーサイレントよりジトラーとルアーの強弱はバリエーションが豊富だと攻め方の引き出しも増えてきますのでぜひ試してみてください。


但し、このタイミングでスポーニング(産卵)に入る個体もいるので、そうなるとルアーに見向きもしなくなるので、スポーニングを見掛けた、あるいはいつも反応があった場所で反応が無い場合は少し場所を休めてあげる事を心掛けましょう。



4月中旬頃からゴールデンウィーク頃にかけて早い地域では、田んぼの代掻き作業始まります。代掻きが始まると田んぼ付近を流れている川は、徐々に濁り始め川全体がにごります。


普段出ていない流れ込みや水路に水が入り、代掻きシーズンは流れ込みと細い水路だけに的を絞って釣りをするのもありです。
それだけ魚影が濃いので、手っ取り早く釣るのであればその場所だけを意識してポイントを回ればナマズには出逢えるはずです。


今回自分のホームリバーはスポーニングと重なってしまい、暫く時間をおいてからの釣行でしたが、前日に冷たい雨が降ってしまい活性は急激にダウン。
ですが、お昼に近づくに連れて太陽が顔を出してくれたお陰でダウンしていた活性もすこし上がり始め、キャタピークリッカーで何とかキャッチする事に成功しました。

別日にまた違う場所に行きましたがこのエリアもバイトは浅めだったので今度は延長パーツのエクステプロペラを使用し、ルアーも吸い込みやすくするためにワンサイズ下のキャタピーJrを使用しキャッチする事に成功しました。

状況に合わせてルアー選択、ポイント選びをする事によって釣りのスキルも上がり魚と出逢えるチャンスも上がるので皆さんもぜひ試してみてください!


次は遠征のお話をできたらと思います、次回もお楽しみに!

Rodスミス 鯰人 DNAZ -T71MH DNAZ69M
Reelシマノ 21カルカッタコンクエスト200HG
Lineバリバス 鯰PE 4号
Leaderバリバス オーシャンレコードショックリーダー50lb
Lureキャタピーjr キャタピークリッカー