鯰人 Diary 2022 代掻きパターン in 神奈川 埼玉

岩瀬 裕大

東京都在住。昼夜問わずナマズを追い求めているアングラー。

最近、川の景色を見ているとトラクターをよく見かけます。
そう、遂に田んぼの代掻きが地元でも始まり、田んぼの季節がやって来ました。


早いところでは3月下旬頃から準備するところもあり、各都道府県によっては代掻きをするタイミングは違ってきます。


今回の舞台は神奈川と埼玉エリア。


まずは自宅からさほど遠くない場所で、足場が少し高いポイントからスタート。


このエリアは5月下旬頃から川の堰を上げて田んぼへ必要な水を組み上げます。
その分川の水位は下がってしまうのですが、ここ最近雨が多く水量が豊富なのか、さほど減水することもなく釣りがしやすい状況でした。


そして今度は田んぼの代掻きで濁った水がインレットとして再び川へ流れ込み、川全体が濁りに覆われます。


こうなるとナマズパラダイス!
濁りがない時に比べて魚の活性も上昇し、ルアーの反応は抜群に良くなります。
地元エリアは人気のポイントでもある為、魚は少々スレ気味なので吸い込みやすいようにキャタピーJrを使用しました。

インレットの真下やカバーのポケットに軽く落とすだけで簡単に釣れ、連続でキャッチする事に成功しました。

地元では楽に釣ることができましたが、果たして埼玉エリアはどうだろうか?


訪れたフィールドは鯰人 Diary Spring編で訪れた場所。
今回が2回目となるこのポイントは前回来た時は川底が見え、魚の姿を確認することができる状況でしたが………ポイントにつくと啞然としてしまいました。


水位が前回来た時よりもはるかに高く、流れの速度もましてとても釣りが成立するようには見えない状況でした。
一応確認の為キャストしましたが、無反応。
この川も田んぼの代掻きの影響で水位の変動があるらしいのですが、地元の川とは違い田んぼの数も多い為、水量が豊富で流れも速くなるみたいです。


更にコイなど他の魚の姿もなく生命反応がほぼゼロ。
では前回来た時のナマズはどこへ行ってしまったのか?


その答えを探るべく頭をフル回転させ思いついたのが支流の更に支流。


正確に言うと支流に繋がる用水路的な場所を見つけてひたすら上流を目指してランガン。
果たしてナマズは居るのでしょうか?


ひたすら歩き続けていると、遂に生命反応がある所を発見!


ナマズではありませんでしたがコイ、ニゴイが多数泳いでいるエリアが急に現れたのでしばらく観察していると………遂にナマズを発見!


すかさずキャストし、アプローチ。


すると神奈川エリアよりも激しめなアタックを見せてフッキング。
しかもインレットには5匹~7匹ほどのナマズがついており、魚の数が半端でない事にとても驚きました。


目で確認できたナマズ達は殆どが高反応で、特にキャタピークリッカー+エクステプロペラの組み合わせは効果抜群でした。

その後もキャタピークリッカーへの反応は良かったのですが釣りをし続けているうちに反応が薄れてきたので、キャタピークリッカーからノーマルのキャタピーへルアーチェンジして再度アプローチ。


音ありにスレて来た感じがしたのでノーマルのキャタピーでフォローを入れると一撃。
状況を見極めながら釣りをしていましたが、ポイントが小さかった為、十分楽しませて貰った所で終了。

埼玉エリアと神奈川エリアでは釣りの仕方が少し変わり、色々勉強になる釣行となりました。

神奈川エリア

Rodスミス NEW鯰人DNAZ67M-2
ReelUSシマノ クラドK 200HG
Lineバリバス VAMOS 怪魚PE 3号
Leaderバリバス オーシャンレコードショックリーダー40lb
LureキャタピーJr

埼玉エリア

Rodスミス NEW鯰人DNAZ T-71MH
Reelシマノ 21カルカッタコンクエスト200HG
Lineバリバス 鯰プレミアムPE 5号
Leaderバリバス オーシャンレコードショックリーダー60lb
Lureスミス キャタピーキャタピークリッカー