川又 圭史
(2014 JB TOP50 No.20 スミスサポートプロ)



『JB TOP50第3戦「東レ・ソラローム」CUP in野尻湖』


7/18・19・20 野尻湖

 スミスHPをご覧の皆さん、こんにちは。プロスタッフの川又圭史です。
 さて今回のレポートは、先日、長野県・野尻湖で開催されたJB TOP50第3戦のレポートになります。


 野尻湖での試合は、実に6年振りの開催。正直、プリプラを行うまでは6年の間にどれだけ変化を遂げているか不安でいっぱいでした。しかし、その不安もプリプラ初日で即解消。

 釣り方やバイトの多いカラーの傾向など、予想していたよりは比較的に変化が無い印象。ただ、バスの個体数やサイズなどは6年前と比べるとやはり変化があり、個体数は減少しアベレージサイズは上がっている印象であった。この事から、試合当日は出来るだけ安定して魚が取れる「ディープフラット」をメインとし、リミットを揃えた後に前日プラから釣れ始めた「虫パターン」でウェイトを上げるプランで試合に臨んだ。


 そして、3日間ともディープフラットでリミットを揃えることに成功し、3日間とも安定したウェイトをキャッチする事が出来た。しかし、湖の規模や性格上、毎日同じ場所で釣れるほど容易では無く、同じ水深であってもその日その日で釣れるスポットが変わり、また釣れるカラーも時間や日によって変わるほど野尻湖スモールは気まぐれであり、それにアジャストさせるのが非常に苦労した。

 特に2日目は、初日に良かった場所は尽く不発で11時頃まで300g1本のみ。ダメ元で投げた「AR−Wピンテール」の某カラーに突如反応が良くなり、12時〜14時の間でリミット達成。そして、終了30分前に1本入れ替えをして事なきを得た感じであった。今回の試合での山場はこの2日目であり、この2日目の事態のお陰で、「虫パターン」のキッカーパターンも切り離す事が出来、最終日もディープフラットでやり切ることが出来たのだと思います。


初日3620g 単日18位

3日目 3580g 単日8位


 

結果としては11位と、どうにかこうにかという感じでしたが、結局は上手くキッカーパターンの「虫パターン」に初日以外は移行出来ず完全に「虫パターン」は不発。 ※初日は「虫パターン」を試すも結局は不発でした。

 

  上位陣は「虫パターン」にてハイウェイトをキャッチしており、その辺の見極めがまだまだ未熟であることを思い知った試合でもありました。 特に、前日の公式プラクティスでの段階で「虫パターン」の破壊力に気付いていたのだから尚更という感じでした。


総合11位


 次回の試合も「桧原湖」でのスモールマウス戦です。今回の経験を生かしつつ、今までの桧原湖での経験とミックスさせてさらに上位を目指して行きたいと思います。


《 タックル 》

ディープフラット用@

ロッド Vスペック TVS-61UL/ST
ライン サンライン FCスナイパー2.5lb
フック がまかつ ワーム326スモール #12
ルアー AR−Wピンテール
シンカーのウェイトは1.8g
※上記タックルを2セット。カラー違いで使用。

ディープフラットA

ロッド Vスペック TVS-60XUL/FS
ライン サンライン トルネードVハード0.6号
フック がまかつ ワーム326スモール #14
ルアー 3”インチくらいのストレートワーム
シンカーのウェイトは1.3gと1.8g
※ロッドはウェイト毎に分けて使用。使い分けとしては、フォールでバイトが多い場合は1.3g、ノーアクションが良い時は1.8g


※写真はJBホームページから引用しました。JBトップ50 第3戦 東レ・ソラロームCUP



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