SIBO-CRAの名前の由来は、『シボ（皺）加工』がボディ表面に施されているクランクベイトであることから。 シボ加工は、滑り止めや艶消し感の表現、高級感のプラスなど、様々な用途・用品で活用されている手法です。 不規則なシワ模様（凹凸）を付けた表面処理で、独特の視覚（光の拡散効果）＆波動をプラスしアピールします。

最大潜行深度は約1.5m。スクエアでもラウンドでも無い、扇状のミディアムサイズリップを搭載。デッドスローでもレスポンス良く強ウォブンロールアクションを生み出し、広範囲のトラウトに対して興味を惹き付けます。浮力はやや高めの設定で、表層〜中層での集魚力と、扱いやすさをより重要視しています。もっとスローに魅せていく場合は、チューニングシンカー5�oや6�oをリップ付け根に１〜２枚貼り付けてお試しください。
本来のアクション自体がワイドな為、ウエイトを貼ってもアクションレスポンスを大きく落とすことなくアピール可能です。

最大潜行深度は約2m。リップの両サイドと先端を“部分的に窪ませた”特殊形状により、MR-Fに勝るとも劣らない強波動を生み出しつつも、適度に水を逃すようにしています。そうすることでアクションの“メリハリ”をもたらし、デッドスローアクションを演出させやすくしながら、竿先を叩かれているかのような『ブルブル感』をより強く感じ取りやすくしています。MR-Fよりも深く潜らす為、というのもそうですが、ゆっくり引いてもしっかりと水を捉えるためのDRリップであり、ボトムノックでの中高速リトリーブでも扱いやすいバランス設定です。

ラインを軽く張り始めた段階から素早くアクション起動

アクションの基本は、浮いてくるか浮いてこないかのギリギリの速度でゆっくりと巻き続けること。シンプルな使用方法ですが、その分ルアーのアクション性能に左右されやすくもなります。 シボクラは、ラインスラッグの強弱を問わず、機敏なアクションレスポンスで効率的にアピールします。

求めたのは、強い水押しの中での適度な水の抜け感

『ブルブル』と穂先を叩くような引き抵抗を持たせた、強めのアクション設定。 これは「水中でどのようにルアーを動かしているか？」をアングラー自身が把握するための有力な情報にもなり、その情報を基にした巻きスピードの変化やトレースコースの微調整、追ってきた魚に対しての誘いなど『もうひと工夫』のしやすさにも繋がります。適度なラインの弛みを作り出し、過大な引き抵抗による操作感・フッキング効率の低下等といったストレスは抑えていったリップ＆ボディバランスです。

• ・『左右にボディを振りながら、浮き上がってこないギリギリのスピード』を目視で確認し、そのスピードで引いて 　くるためにはどれくらいの速さでリールを巻く必要があるのか？リールのハンドル回転を、目視や1回転に掛かる 　秒数（例えば、ハンドル1回転につき3秒）で覚えておくと便利です。また、そこで覚えたスピード感がリトリー ブスピードの基本となります。
• ・カウントアップ（浮上時の秒数の計測によるターゲットレンジの確認）を併せて活用すると、再現性の高いヒット へと導きやすくなります。
• ・浅いレンジを引きたい場合はロッドの角度を上げ、逆に深いレンジを引きたい場合は、ロッドの角度を下げて調整 してください。
• ・さらに潜らせる水深を深くさせたり、ボトムノックで攻略する場合は、ロッドを水中に突っ込みニーリングスタイ ルでお試しください。
• ・ロッド操作やリトリーブ速度の変化により、一瞬浮上させる間をつくり出す『キックバック＆フロート』も 渋くなった状況下で効果的です。
• ・扱いやすさを持たせるため、少し高めの浮力設定としています。 　５mmや６mmサイズのウエイトシールをリップ付け根に貼り付け、浮力を抑えた設定に調整することも 　有効的。スローでの誘いが効き、喰わせ能力の高い仕様にすることで、１つのボディでオールシーズンの 幅広い活性状況に対応させることも可能です。

フロント部は横向きアイ（リング×1ヶ）、リア部は縦向きアイ（リング×2ヶ連結） フック同士やボディへのフック絡みを抑え、フッキング性能にも優れたセッティング

※　★印はグローカラー

シボクラMR-F

シボクラDR-F