ミノーを奪い合う「高活性=ハイテンポ」な展開から、的確なコース取りが求められるシビアなサイト展開まで、ミノーイングでのキレと精度を追求するシチュエーションに対して大きなアドバンテージとなる一本です。
ROD No. | length | weight | lure | line | power | action | grip length |
pack length |
blank material |
tip dia | price¥ |
FLA-T54ML | 5'4" | 49g | 1〜5g | mono:0.3〜0.4 PE:0.2〜0.4 |
Medium Light |
Regular Fast |
270mm | 95.5cm ワン&ハーフ |
24t+40t Graphite |
1.4mm | 59,000 +税 |
通称「マジックジャーク」
キャスト後、トラウトの目線より下に素早く潜らせてルアーの存在を消す。
続いてラインテンションをかけて姿勢をコントロールしながら真上に浮かせる。
再び視界に飛び込んでくるスティルに魚はたまらず口を使います。
サイトフィッシングが出来ないマッディポンドではトラウトのレンジを探るためにPEラインを用い、PEラインの動きでバイトを感知する。
また、魚へプレッシャーを掛けづらく、水馴染みが良く伸びの少ないエステルラインもこの釣りでは有効です。
魚の活性ややる気に応じて誘いの強さとリズムをアジャストしていくのが、スティルを使った釣りでの大事な要素となります。FLA-T54MLは、アクション時に追従した(=曲がった)ロッドが元に戻るまでのスピードが非常にスピーディ。追い気が強く、興味を惹き立てるために機敏な誘いが必要な状況に対しても、短い距離でのダイブ&フロートがキレ良く行えます。また、近年多用される極小フックを用いたスローな誘いでも精度の高い操作とカウンターでのラクなフッキングを行いやすく、その後は魚の首振りを抑えた主導権の高いファイトがしやすい為、ロッドパワーの強さに反してフックダメージを抑えやすくなります。
遠方に探りを入れながらも、群れから抜けた段階(視界的にも良好となるタイミング)で一気に仕掛けに行くことはとても大切な要素となってきます。目の前まで追ってきて、そこから追わせきれずにルアーをゆっくり見せがちな距離でも複数回逃がしのアクションを入れていく。そして最後の浮上時で食わせる...フッキングする余裕がなくなる距離感でも最小限のモーション(カウンター)で掛けやすいのがこのロッドの強みです。腕を伸ばせばロッドティップを水中に入れられる、取り回しに優れた5ft4inという長さ。渓流ロッドと比べるとグリップを長くしている分、有効長はさらに短く感じる筈です。
その名の通りスティルをはじめとするミノーの仕様を最優先としたモデルです。カウンターで掛けやすい、 という要素からボトムやトップウォーターでの釣りでも有効な場面があります。
ブランクの遊びを最小限に抑える、2段構造ワインディングチェック。
ルアー装着前にスナップをセットしたり、即座にルアーを留めて置けるフックキーパーをバット側に標準装備
地面に立て掛けた際には滑りづらく、防寒着やレインウェアに擦れても引っ掛かりづらい硬質EVA素材をエンドキャップに採用。
2023年10月発売