一投の中でも魚の動きは変化していき、その個体によっても細かくアジャストしていく事が＋αの釣果を伸ばす上で大切な要素となってきます。情報感知・伝達性に優れたソリッドティップの装着に加え、全体的にレギュラー寄りの仕上げる事でラインスラックを作り出すくなるよう設計。その恩恵として、巻きやトップウォーターでのアジャスト力はもちろん、ボトムプラグやメタルバイブレーション、ミノーの釣りまでより広い対応幅が強みとなりました。

ラインスラックを一つのアジャスト要素と考え、それを作り出しやすくするため全体的にレギュラーテーパー寄りの設計としていますが、その一方でソリッドティップ単体は先調子のものを採用しています（他の3機種は全体的にファーストテーパー寄りの設計ですが、ソリッドティップ単体は胴調子寄り）。バイト時にソリッドティップの繊細な先端部で魚の口にフックを残し、ソリッドティップ箇所のベリー〜バット（強さのある範囲）を使いアクション時の初速や強さを強調。アクションやフッキングの際に強いテンションを与えられます。この特異なソリッドティップとラインスラックを作り出すレギュラーテーパー寄りのバランスが、唯一無二のアジャスト力へと繋がっています。

例えば、0.3g程度のスプーンでの表層攻略。3gオーバーのスプーンまで十分視野に入れた放流攻略。掛けるタイミングや誘い方が多種多様なトップウォータープラグ。スティルエリアT2やスティルエリア48HFでのミノー展開。団子魚のようなマイクロクランクからフルサイズクランク、ボトムノックまで。遠投性能に優れ、沖でのフッキングも決めやすいため、取り回しを意識した小〜中規模ポンドでの攻略だけでなく、大規模ポンドでのサーチにも対応します。