7月発売予定
FLA-S510LF-TZ(キングラプター)のパワーダウンモデル。フッキングのタイミングをより遅く、より優しいテンションで針を残して掛けていきたい。でも、扱うルアーの範囲と全体的な使用感は変えず、釣りのテンポも落としたくはない。1テンポ送らせたフッキングと操作性の高さ、ライトラインの適合性を高次元で両立させたモデルです。
ROD No. | length | weight | lure | line | power | action | grip length |
pack length |
blank material |
tip dia | price¥ |
FLA-S510ULF-TZ | 5'10" | 53g | 〜3.5g | mono:〜0.4 PE:〜0.4 |
Ultra Light |
Fast | 280mm | 111cm ワン&ハーフ |
24t Graphite |
1.0mm | 62,000 +税 |
FLA-S510LF-TZでカバーできる範囲はとても広いですが、それ以上にフッキングのタイミングを遅く、強く引っ張らず騙しだまし掛けていきたいシチュエーションも出てきます。使用感を大きく変えず釣りを組み立てられる中で、FLA-S510LF-TZがエステル0.3〜0.35号基準で、細くて0.25号・太くて0.4号だとしたら、このFLA-S510ULF-TZは、エステル0.25〜0.3号基準で、細くて0.2号・太くて0.35号、そんなイメージです。細いエステルラインを労りながらも釣りのスピードは落としたくない、そんな状況でも心地良く扱えます。
ソリッドティップの範囲は敢えてFLA-S510LF-TZと同じもの(胴調子寄りのもの)を採用。アンテナとなる部分は少しでも使用感が近づくよう表現しました。ロッド全体の曲がりもFLA-S510LF-TZに近いファーストテーパー寄りの設計となりますが、チューブラー箇所を必要な分パワーダウンさせ、ガイドセッティングもティップ〜ベリーの範囲を中心に見直しています。
伸びの少ないエステルラインであっても魚の口へフックを優しく残せるようにしていますが、とは言え操作性の高さはFLA-S510LF-TZ譲り。太く薄く仕上げた高弾性バットセクションを活かしながら、必要に応じてアングラー側で皮一枚のバイトもスパッと合わせていき、フッキングの加減を調整しやすいのも特長です。
繊細且つ操作性の高さが求められるマイクロスプーン展開からクランクベイト、操作系であればトップウォータープラグ各種に対応。ダンゴウオの応用的誘いにも。
ブランクの遊びを最小限に抑えるワインディングチェック。
ルアー装着前にスナップをセットしたり、即座にルアーを留めて置けるフックキーパーをバット側に標準装備
地面に立て掛けた際には滑りづらく、防寒着やレインウェアに擦れても引っ掛かりづらい硬質EVA素材をエンドキャップに採用。