瀬戸内のメバルフリーク達の要望が生み出した「メバペン」シリーズ。メバペン・メバル(フローティング)は早春(3月〜)から表層を漂うコイカで爆釣モードに入り、メバペン・ホタル(シンキング)はシーズンを通して遠投が効き広範囲をサーチが可能でウィード周りの攻略も容易に行なうことが出来ます。
しかし、1月〜2月のベイト抜けの時期と近場の港湾ハイプレッシャーエリアでは流石に苦戦を強いられる事もあり、それは特にベイト(イワシやキビナゴの稚魚)抜けの時期で、その時期のメインベイトはアミや親指の爪ほどのサイズの新子(幼生期)のイカがベイトである為と考えられるのです。
一般的に言われるコイカ(マツイカ)付きは、その子イカが育ってメバペン・メバルのサイズになった春時から表層で大ブレイクするパターンです。しかし新子(幼生期)の時期は子イカもまだ小さく目立ち難く、アミ同様に漂っている状況で徐々に成長して行きます。
その様な状況下の中では水面直下からボトム付近までを攻略できる更に小振りなメバペンのダウンサイズのスローシンキングモデルが必要でした。そして、その新子の子イカの質感は極めてクリアーで、その質感を如何に再現するかが重要なファクターを占めているのです。 そこで必要とされたのがアクリルソリッド素材であり、そのような条件を攻略するために開発したのが「メバペン・ソリッド」なのです。
超リアルなフォルムはメバペンをベースにダウンサイズ、質感はアクリルソリッドのマテリアルが優れた透質感と独自の屈折効果を引き出し艶かしく演出します。
透質感をフルボディーで生かすため、余分なものを省き、通常ボディーに施すネーム印刷さえも「メバペン・ソリッド」では一切を省いています。
メバルのプラッキングも時期や状況による使い分けが、より楽しいゲームにさせてくれますが、その中でもこの「メバペン・ソリッド」は他の魚種をもバイトさせる魅力を放ち、お試しの価値ありです。また、アミ付きにも効果的で瀬戸内以外のエリアでもその実力を十分に発揮致します。