「スティッキー0をバス用サーフェイスミノーとして作るにあたり、その姿を、出来るだけ使い手がイメージするミノーから遠ざけ、それでいて、実際に動かした時に、誰もが確かにミノーだと納得できる機能を持たせ、そのギャップの大きさを楽しみたかった。
だからいつしかこのプラグが(エサ)と呼ばれるようになった時、僕は少なからずともバス釣り、特に上(トップ)での釣りの本質というものを、再認識させてもらった」
羽鳥静夫
熱い要望を受けて復活 |
1993年から2000年まで販売されていたスティッキーシリーズ。 その中でもタイプ0は、左右へのロングスライドや、ショートスライドの調節が可能うえ、ジャークによって水中へダイブさせると、体をくねりながら右や左へ泳いで浮上するなど、使い手の技術によって様々なアクションを演出できるポテンシャルを持ったミノーペンシルタイプとして、多くの実績を上げました。
厳しい日でも何とか1匹を手にする事が出来た事から、いつしかハトリーズファンから「エサ」と呼ばれるようになりましたが、2003年にスティッキー・クラッチヒッターにバトンタッチして一線を退きました。
それから10年、多くのファンからの熱い復活の声をいただき、それにお答えして、2013年から少し装いを変えて少量ですが販売することにしました。
荒れた日や雨の日などあらゆる状況下でも威力を発揮する切り札として、まだ使った事がないトップウォーターファンには是非お勧めするルアーです。
ワンポイントアドバイス |
ラインスラックを多めに柔らかくアクションさせるとスライドが出やすくなります。ダイレクトに強めに力を加えてやればダイブしてイレギュラーアクションをしてくれます。(トップに出難い日はこれが効くのです)。
ミノーとしての動きを際立たせたい時は、フリーノットで結ぶと結節による動きの制限が弱まり、よりミノーライクな動きをしてくれます。