フィッシングパーク高島の泉釣行(10月9日)

成吉 弘幸

 奈良県在住。登山やバードウォッチング、テレマークスキーなどを経て、現在では近畿地方の渓流や管理釣り場を中心にトラウトを追いかけている。

 今回は滋賀県高島市にあります、フィッシングパーク高島の泉へ行ってきました。10月に入り、少しずつですが秋を感じるようになり、夏季休業から営業再開される管理釣り場も増えてきました。ただコンディション的には冷水を好むトラウトにとってはまだ早すぎます。そのため通年営業されているフィッシングパーク高島の泉であれば、楽しい釣りができるのではと、釣行を決めました。さらにホームページによると、9月12日よりサクラマス35cmクラスの大量放流中とのことであり、ミノーでの釣りが楽しめると期待しての釣行でした。


 平日休暇を取って現地へ。遊漁券を購入後に最初に向かったのは、第1エリアのアウトレットです。この場所は2月に釣行した際に、パニッシュ70Rでサクラマスが爆釣した場所です。時期が異なるため、その時ほどではないとは思いましたが期待していました。


 ただ状況を確認すると、何か違和感があります。まず水中に妙なゴミが漂っていますし。泳いでいる魚もほとんどがニジマス系で、サイズも25cmクラス中心と、この釣り場の放流魚とすれば小型に感じます。それでも期待してパニッシュ70Rをキャストし色々と探ってみますが、反応する魚が居ません。リトリーブコースを変えながら探り続けますが、ヒットしそうにありません。


 ただ魚たちは表層中心にいるので、ルアーをトップウォータープラグにチェンジして色々な探り方を試してみて、パペットサーフェスでファーストヒットは得ましたが、交通事故的な感じで再現性はありません。そこからしばらくは手を替え品を替え、考え付く限りのことを試しましたが、2匹目がヒットすることがなく1時間近くが経過しました。

 そのため場所を第1ポンドのインレット側に移動。ここでもサクラマス狙いのミノーイングからはじめて色々試しましたが、ダンゴウオSR-Highで何とか一匹をキャッチできただけです。どうも思い通りの釣りができそうにありません。

 そのためすぐに第3ポンドのアウトレット側に移動しましたが、こちらでも状況はそれまでと変わりなく、ダンゴウオSR-Highで数匹ヒットさせただけです。水温を測ってみると足元で20度あり、予想していたより高い水温です。

 こうなると少しでも水温の低い場所で、作戦を練り直すしかなさそうです。そのため第3ポンドのインレット側に腰を落ち着けて、粘ることにしました。この釣り場は100%湧水とのことなので、インレット付近が水温的にも期待できます。

ここでもミノーイングに期待したのですが不発で、トップウォーターからはじめて、いくつものクランクなどを使ってみたところ、何とかダンゴウオSR-Highだとヒットします。

 それ以外のルアーでのヒットパターンもあると信じ、色々と試しました。縦の動きのであれば反応するのではと期待して、スティルシリーズでのマジックジャークも試しました。ルアーを替え、ポーズ時間も長短織り交ぜ、色々なレンジを探ってみましたが、うまくいきそうにありません。その動きにチラッとルアーを見たり、チェイスする様子を見せる魚はいるのですが、フッキングしてくれそうにありません。


 そしてダンゴウオSR-Highに戻すと、ヒットするという状況でした。このままでは大苦戦で終わりそうな予感もあったため、ここからは少しでも数を釣ることを考え、ダンゴウオを使い続けようと決断。自分の未熟さをダンゴウオに助けてもらう作戦です。

 まずダンゴウオSR-Highをキャストしたら、潜らすことは考えず、ただひたすらデッドスローリトリーブです。たまにポーズを入れて浮かせたり、スピードを変化させると、反応する魚もいるのですが、アタックしてくれそうにありません。その代わりデッドスローリトリーブを繰り返すことで、ポツポツですがダンゴウオSR-Highでヒットが続きます。一時間半ほどはカラーローテーションしながら釣果を伸ばし続けることができ、その後は少しレンジの異なる魚も攻略しようと、ダンゴウオSR-Lowにルアーチェンジ。こちらもただひたすらデッドスローリトリーブで、ポツポツながらヒットを続けることができました。そのまま正午過ぎまで釣果を伸ばしたのですが、さすがに釣れるスパンが長くなってきたので、ここで昼休憩です。

 休憩後は第2ポンドのインレット付近に移動。ここでも最初はダンゴウオ以外のルアーを試したのですが、まったく反応を得ることができません。

 そのため色々なルアーを試しながら、その間にダンゴウオSR-HighとSR-Lowをはさむとポツポツヒットするという感じでした。

 ただダンゴウオ以外でもアタリがあったのが、光る!コイカちゃんです。最初はスピンモードを試していたのですが、反応が得られず、第2ポンドのインレット付近ではスラロームモードを試したところ、明確なアタリが頻発。そこでしばらくは光る!コイカちゃんのスラロームモードで粘ります。探り方は着水からカウント3ほど沈めたら、ここからはスローリトリーブです。光る!コイカちゃんはスラロームモードでは浮き上がりやすいため、少し沈めた方がこの日の状況にあっていると判断しました。粘ってやっとダンゴウオ以外のルアーで魚をキャッチでき、さらにカラーチェンジして一匹をヒット。ただ光る!コイカちゃんのヒットは、これで終わってしまいました。

 そして終了予定時刻が近づいてきました。最後はこの日大活躍してくれたダンゴウオの2シリーズをキャストし続け、数匹の釣果を追加し終了としました。

 この日は大苦戦の一日でした。なんとかダンゴウオに助けられて、ニジマスとサクラマスの釣果を稼ぐことができましたが、自分の未熟さが悔やまれます。またシーズンが進んだところで、リベンジに行こうと思います。

ダンゴウオ
RodFLA‐S510LF‐TZ
ReelS社1000番
Lineエステル0.4号(直結)
光る!コイカちゃん
RodFLN‐T511ML‐F
ReelS社1000番
Lineナイロン2.5lb(直結)
操作系プラグ
RodIBXX-56MT
ReelS社2000番(HG)
Lineエステル0.4号(直結)
Lure ダンゴウオSR-High 各種カラー
ダンゴウオSR-Low 各種カラー
光る!コイカちゃん 各種カラー
パペットサーフェス