サラリーマンアングラー釣行記(その1129)
秋田県H沢 2025.6.12

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

今回は、宿から近いこともあって、過去に一度だけ釣りをして岩魚が釣れた記憶のある秋田県・H沢に行きました。

前夜の雨が釣果にどのように影響があるのか不安のまま、タックルをセットしました。
ルアーは、サクサクとした泳ぎと扱いやすさからD-コンパクト45を使いました。
迷わずにロッドは、トラウティンスピン イル・フロッソ TILF-53TRを握っていました。

雨のために増水気味でしたが、濁りはなく、数投目で簡単に岩魚のファーストヒットでした。

ちょっとした水深のあるポイントを狙って移動をすると、必ずと言っていいほど岩魚のバイトがありますが、口を使うまでに行きませんでした。
D-コンパクト45のカラーを換えながら、スロー気味のトゥイッチングを繰り返すと、久しぶりに岩魚のヒットでした。

アプローチとトレースライン、トゥイッチングのスピードを考えて上流に向かうと、岩魚のヒットがあるようになりました。

堰堤下の流れのポイントにキャストをした時に、着水と同時にルアーを咥える魚影あって、TILF-53TRが気持ち良く曲りヒットです。
中々のサイズに慎重にやり取りをして、ネットに入ったのはヤマメでした。
パーマークがくっきりとした、美形のヤマメに大満足でした。

すると、堰堤で岩魚とヤマメの連続ヒットに、ポイントの見極めにも注意しないと駄目だと気付きました。

渓流に特化し明確なコンセプトを持ったイル・フロッソ TILF-53TRですので、ピンスポットへ正確なキャスト・着水をすることが出来ます。
そして、トゥイッチングからのD-コンパクト45のアクションは、渓魚を魅了させるようで、岩魚・ヤマメが遊んでくれました。

天気も晴れて気温が上がって、釣人には気持ち良い状況でしたが、むしろ渓魚にとっては反対で出にくい状況となり、終了にしました。
今回も、D-コンパクト45にTILF-53TRの性能が発揮した釣行になりました。

Rodトラウティンスピン イル・フロッソ TILF-53TR
ReelD社
LinePE+5.0Lb
LureD-コンパクト45