今回は滋賀県高島市にあります、村井フィッシングセンターへ行ってきました。
梅雨終盤ながら、雨の降らない日は猛烈な暑さが続き、管理釣り場でも安定した釣果の確保が難しくなっています。それでも昨年同時期に釣行した村井フィッシングセンターでは、サイズは小型ながら、夏とは思えない釣果をあげることができ、今年も楽しめるのではと期待しての釣行です。
さて当日は早めに現地に到着したところ、平日ということもありアングラーは私一人。管理人さんもおられなかったため、状況の確認からしていきます。釣り場はニジマスの池とアマゴの池の二つの小規模ポンドで構成されています。水深は1m超といったところ。水質はほぼクリアーで、それぞれ放流されているのは20~25センチクラスの魚です。ただ昨年と比べてその数がかなり少ない。この時期は夏休みシーズンに備えて放流を増やすと聞いていたのですが、今年は少し状況が異なる様です。
営業開始10分前に管理人さんが到着され釣り券を購入したところ、時間前でも釣りを開始してよいとのこと。最初はニジマスの池の長辺が狙える下流側でスタートフィッシングです。
まずは1.1gスプーンのアピールカラーでサーチしていきます。昨年なら一投目から反応があったのですが、なかなか魚信が得られません。カラーをナチュラルカラーにチェンジして各レンジを探っていきますが、スプーンを追尾してくる魚はいるものの、アタックしそうな追い方ではありません。0.8gスプーンにチェンジしても誘いを入れてみても、状況に変化はありません。表層には魚がいるため、スプーンから表層用プラグにルアーチェンジしても、アタック一つありません。
どうもルアーの横の動きには反応が悪いと感じたので、マジックジャークを試すことにします。選んだのはスティルエリアT2です。この時点では魚は表層近くに見えるため、スティルエリアT2も潜らせずに表層付近でマジックジャークを試します。するとすぐに一匹目がヒットします。
そこからはスティルエリアT2のマジックジャークに好反応で、連続ヒットもあったのですが、カラーローテーションしているうちに反応しなくなってしまいました。
そこでスティルエリアT2での攻略を諦め、クランクやそれ以外の釣り方を試すのですが、まったく釣果のない時間が過ぎていきます。スタートから1時間ほど経過したところで、ニジマスの池の攻略は一旦保留として、アマゴの池に移ります。
アマゴの池では数か所で、アマゴが表層を群れになって回転運動しているのが見えます。まずはミノーイングを楽しみたくて、パニッシュ55Fを選択。アマゴは非常に用心深いので、姿勢を低くして攻略します。
パニッシュ55Fを群れの向こう側にキャストしたら、アクションを入れながら探ってみると、すぐにパニッシュ55Fを追ってくる魚が確認できます。そこでアクションを細かいトゥイッチングに変え探ってみたところ、狙い通りアマゴのヒット。
ここからは同様に探ってヒットを続けます。ニジマスの池の厳しさに比べると、アマゴの反応の良さに心が癒されます。
しばらくはパニッシュ55Fのカラーローテーションでアマゴの釣果をあげていたのですが、池に日が差してきた途端に反応が止まってしまいました。それまでは素直にルアーに反応していたのがウソのようです。ここからは場所を移動しながら他のミノーやスプーンで探ってみたのですが、まったく反応がえられませんでした。
アマゴの池は諦め、ニジマスの池に戻ります。こちらは相変わらず魚たちは表層にいます。その前にも試したのですが、再度カルモMR-Fを試すことにしました。ただ先ほどはただ巻きだけだったので、今回は意図的に潜らせてみて、時々ポーズを入れてみます。マジックジャークをかなりスローにやるイメージです。これがこの時の正解だったようで、ヒットが続きます。ただマジックジャークであれば、浮上するプラグにアタックしてくるケースが多いのですが、カルモMR-Fでは、浮上する動きが誘いになって、その後巻き始めてからヒットするケースがほとんどでした。しばらくはカルモMR-Fで釣果をあげ続けていたのですが、次第に反応がなくなってしまいました。
この頃になって日差しも池全体に及び、魚たちも若干沈みがちです。そこでシボクラMR-FでカルモMR-Fと同じことを試したのですが、こちらは不評でヒットは得られませんでした。そこで再度スティルエリアT2でのマジックジャークを試します。魚のいるレンジに合わせてスティルエリアT2も潜らせてマジックジャークを試みたところ、これがこの時のヒットパターンで、30分ほどの間はポツポツながら釣れ続け、少し反応が落ちたと感じたところで、昼休憩としました。
休憩後はアマゴの池で色々試したりしたのですが釣果を得られず、結局ニジマスの池に戻ってきました。その後はスプーンでの釣果をあげたくて、細かくレンジを刻みながら探り続けたのですが、どうしてもヒットに持ち込むことができませんでした。この頃には炎天下のうだるような暑さに、こちらのテンションも下がり気味です。
これまでの反応から、ルアーの縦の動きにしか反応しそうにありません。そこでスティルエリア48HFでのマジックジャークを試すことにしました。ただ先ほどと同じ場所では、散々スティルエリアT2を見慣れているはずです。そこで他のアングラーがいないことを幸いに、移動しながらスティルエリア48HFを通すコースを変えながら、マジックジャークを試していきます。するとこれが最後のヒットパターンで、ポツポツながらですがヒットさせることができ、最後の1時間を十分楽しめることができ、午後2時過ぎに終了としました。
今回は楽に楽しめると考えていたのですが、予想外にテクニカルな釣行となってしまいました。今年の暑さの異常さでは、それも仕方ないのかもしれません。
Rod | FNL‐T511ML-F |
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Reel | S社1000番 |
Line | ナイロン2.5lb(直結) |
Rod | IBXX-56MT |
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Reel | S社2000番(HG) |
Line | エステル0.4号(直結) |
Lure |
スティルエリアT2 各種カラー スティルエリア48HF 各種カラー カルモMR-F 各種カラー パニッシュ55F 各種カラー |
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