今回は京都府和束町にあります、なごみの湖湯船森林公園ライトエリアに、2023年の釣り納め釣行に行ってきました。和束川を利用したライトエリアは、足場も良く水深も浅いので、魚の反応も確認できます。この日に放流されていたのは、25cmクラスのニジマスでした。
7時30分の営業開始とともに遊漁券を購入し、ライトエリア下流側の第1エリアに向かいます。ただ先行者のグループが、比較的に深さがあって魚が溜まっていそうな場所は確保されています。仕方なく邪魔にならない場所で釣りを始めたのですが、魚影もほとんど確認できず、魚信もまったくありません。20分ほど粘ってみたのですが、このままだと結果が出そうにないので、上流側の第2エリアに移動することにしました。
途中、第2エリアの下流側の水深30cmほどの限られた場所に、レギュラーサイズのニジマスの魚影が確認できます。そこでトップウオータープラグの、パペットサーフェスを試してみることにしました。まず魚たちはこちらを向い定位しているので、その後ろ側へキャストします。着水直後は長めのポーズを入れ、その後はストップ・アンド・ゴーで探ってみたところ、次々とパペットサーフェスにアタックしてきます。すぐにこの日の一匹目がヒット。
そこから30分ほどは、パペットサーフェスのカラーローテーションでヒットを続けていたのですが、時間の経過とともに反応がなくなってきました。
続いてスティルエリアT2にルアーチェンジします。マジックジャークで探ってみるのですが、水深が極端に浅いため潜り過ぎないように、ショートピッチのマジックジャークで探ってみたところ、これも正解でニジマスのヒットが続きます。
これもさすがに20分を経過すると、カラーローテーションしても反応しなくなってきました。非常に限られたスペースでの釣りであり、これ以上続けるのはつらいと考え、第2エリアに移動します。
最初は左岸側の人のいないところで、アンバー1.1gスプーンで探りを入れたのですが、魚影も少なく反応もありません。先行者の邪魔にならないよう、移動しながら良さそうな場所を探します。すると右岸側の中央やや上流側にかなりの魚影が確認できたので、その場所でじっくり探ってみます。
最初はアンバー1.1gスプーンで探ってみるのですが、見える魚たちの反応は良くありません。そこでクランクを試そうとカルモMR-Fにルアーチェンジします。これをキャストしたら、リールを1~2回転させ潜らせたら、後はスローリトリーブするだけです。この方法では2匹はヒットさせたのですが、好反応という程もなく、他のルアーを試しているところに、放流が始まりました。
放流場所から距離がありましたが、ルアーをアンバー1.1gスプーンのフルピンクにチェンジ。セオリー通り表層のファストリトリーブで探ってみたところ、すぐに放流魚がヒット。ここからは入れ食い状態が続きます。アンバー1.1gスプーンをアピールカラーから明滅カラーにローテーションしながら釣果を伸ばし続けます。
さすがに20分ほど経過すると反応が落ちてきました。その後はいくつかの選択肢が考えられたのですが、放流魚が表層を意識しているようなので、パペットサーフェスに再登場してもらいます。ただこの時は時より水面を割ってでる魚もあるのですが、ルアーを飛び超えるような動きだけで、フッキングはしませんでした。
そこでスプーンに戻して、アンバー0.8gをチョイス。放流から時間がたっていたので、ナチュラルカラーを選択。これをカウント2ほど沈めて、ややスローなリトリーブで探ってみたところ、途切れかけていたヒットは復活しました。この方法での反応が落ち着いたところで、早めの昼休憩としました。
休憩後も同じ場所で釣りを再開します。ただ昼前から吹き始めた風が強くなり、太陽光の反射もあり、偏光レンズでも魚の反応が見えなくなってしまいました。おそらくボトム付近に活性の高い魚がいると仮定して、チョイスしたのがARスピナートラウトモデルSH1.5gです。これをキャストしてボトムまで沈めたら、ロッドで軽くあおって浮かせてからリトリーブしてみます。ボトム付近をトレースするイメージです。この時はこの方法がヒットパターンで、カラーローテーションしながら釣果をあげたのですが、すぐに反応がなくなってしまいました。
その後は放流前にヒットがあったカルモMR-Fにルアーチェンジします。最初と同様に探ってみて、ポツポツながらヒットはあるのですが、やはりヒットパターンという程ではありませんでした。
そこからしばらくは、何をやってもうまくいかない時間が続きます。ただ幸いなことに吹いていた風が弱くなり、魚の反応が確認できます。試しにアンバー0.8gスプーンのナチュラルカラーで、ボトムのズル引きをやってみると、時より興味を示して追ってくるニジマスが見られます。続けて粘って一匹はフッキングに持ち込めたのですが、枯葉などが引っかかってくることは多いので、こちらが根負けしてボトム攻略を諦めてしまいました。
予定していた終了時刻まで一時間を切ったところで、スティルエリア48HFを投入します。探る方法はマジックジャークです。幸いなことに風もほとんど止んでおり、魚の反応が良く見えます。そこで潜らすスピードやピッチを細かく変えながら、ヒットしそうな魚を探します。浮き上がるスティルエリア48HFに素直にフッキングしてくれる魚もいるのですが、追うのをあきらめた魚の前でショートピッチのジャークを入れ(逃がし)てやると、ターンしてヒットなどということもあり、これこそがこの釣り方の醍醐味といったところです。このまま終了までスティルエリア48HFのカラーローテーションで釣れ続け、午後3時に今年の釣りは終了としました。
Rod | FLBC‐S58UL |
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Reel | S社1000番 |
Line | エステル0.3号(直結) |
Rod | FNL‐T511ML |
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Reel | S社1000番 |
Line | ナイロン2lb(直結) |
Rod | IBXX-56MT |
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Reel | S社1000番(HG) |
Line | エステル0.3号(直結) |
Lure |
アンバー1.1g 各種カラー アンバー0.8g 各種カラー スティルエリアT2 各種カラー スティルエリア48HF パペットサーフェス 各種カラー カルモMR-F 各種カラー ARスピナートラウトモデルSH1.5g 各種カラー |
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