今回は滋賀県高島市にあります、リバーランズ角川へ行ってきました。この釣り場はオートキャンプ場に併設されたポンドタイプの釣り場で、管理釣り場のみでも利用できますし。当然キャンプしながらの利用も可能で、キャンパー特典としてルアー・フライ2日券というのもあります。私の住む奈良県からでは決してアクセスがよいわけではないのですが、ロケーションの素晴らしさが気に入って、年に数回はお邪魔しています。今回は新型コロナ感染も落ち着いてきたとはいえ、秋の行楽シーズンでもあり、時間には余裕を持って家を出たのですが、現地に到着できたのは、営業開始の9時を15分ほど過ぎていました。
早速遊漁券を購入したのですが、すでに有力ポイントでは先行者が釣りを始められています。そのため、最初はポイントを移動しながら様子を見ることにします。アンバースプーンの1.1gフルピンクで、魚のレンジを探ってみようとしたところ、早速すぐそばで放流が始まりました。放流されているのは25~30cmのニジマスです。スプーンはそのままアンバー1.1gのフルピンクをキャストして、表層付近をファストリトリーブで探ってみると、すぐにこの日の一匹目がヒット。レギュラーサイズのニジマスでした。
ここからしばらくは、アンバースプーンの1.1gのアピール系カラーのカラーローテーションで順調に釣果を伸ばしていたのですが、30分ほどでその反応もまったくなくなってしまいました。アンバー1.1gのナチュラル系カラーにチェンジしても反応なく、各種クランクも試してみたのですが、この時は釣果はおろかアタリも得られません。
気分転換を含めて場所を移動しながら色々と試してみます。人がいないところで、スプーン、プラグを使って魚の居場所を探ってみるのですが、交通事故的にシボクラMR-Fでニジマスがヒットしたもののその後が続きません。
頭がパニックになりながら移動を続けていると、浅場のシャローに多くの魚影が確認できます。早速スプーンで様子を見ますが、チラッとは興味を示すものの、アタックしてくる様子がありません。よくよく観察していると、ニジマスどうしが活発に動き回って追いかけっこをしています。どうもスポーニング(産卵行動)のようです。こうなると一般的なスプーンやクランクでの攻略はうまくいきません。そこでルアーをミディアムディープシャッドのジェイドMD‐Fザコカラーにチェンジします。このタイプは巻けば沈み、止めれば浮き上がるので、マッジクジャークにも適しています。そのためキャストしたらリールを巻いて潜らせ、止めて浮かせるを繰り返します。するとそれまでルアーをチラッとしか見なかった魚たちの中に、沈ませたジェイドMD‐Fを探しているように見える魚たちが確認できます。そのため魚の動きに合わせて「沈める、浮かせる」のタイミングを変えながら探っていると、狙い通り浮いてきたジェイドMD‐Fにニジマスがヒット。ただランディング直前にバラしてしまいました。ただマジックジャークに反応するのがわかったので、リトリーブコースを変えながら探っていくと再びレギュラーサイズがヒット。今度は無事ランディングに成功しました。
その後もジェイドMD‐Fをカラーローテーションしながら探ってみたところ、5回以上ヒットさせながら、すべてバラしてしまいました。自分の未熟さを反省するばかりです。そのうち目視できていたニジマスたちも散らばってしまったようなので、午前中はこれまでとして昼休憩に入りました。
休憩後も場所を移動しながら探っていきます。午後の一匹目はプリリーを使ってのヒットでした。プリリートキャストしたらボトム近くまで沈め、ワンフリップ入れたらややロッドを立て気味にして、巻き上げでいてのヒットでした。
その後も同様にプリリーをカラーローテーションしながら探ってみるのですが、その後はなかなかヒットに持ち込めません。ただ水深1m付近で当たりはあります。そこでルアーをカルモMR-Fにチェンジします。このルアーであれば最大潜行深度が1m付近であり、効率的に探ることができます。使い方はフルキャストして一気に潜らせたら、あとはスローリトリーブするだけです。これがこの日のヒットパターンでした。プリリーでアタリのあった付近をカルモMR-Fで探ってみたところ、続々とレギュラーサイズのニジマスがヒットします。カラーはナチュラル系に反応が良かったのですが、アピール系カラーにもヒットしてきます。
そうやって相当数ヒットさせていたのですが、さすがに30分を経過すると反応が悪くなってきました。次の手を考えていたところ、この釣で一番の深場を広範囲に探れる場所が空きました。すぐにそちらへ移動します。
しばらくスプーンでの釣果がなかったので、色々と試してみたのですが、アタリこそ時よりあるもののヒットしてくれません。魚が散ったのかと思って、カルモMR-Fを投入すると、こちらでは必ずヒットする次第です。結局この場所でもカルモMR-Fで、釣果を伸ばすことができました。
終了予定時間も近くなり、ルアーをシボクラMR-Fに変えてみたところ、カルモMR-Fほどではないものの、こちらでもヒットさせることに成功しました。この後も粘れば釣果を伸ばせそうでしたが、帰りの渋滞の不安もあったため、2時45分に終了としました。
この釣り場は12月中旬になると降雪のためクローズとなり、3月から再開される予定です。のんびりとエリアフィッシングを楽しみたい方にはおすすめの釣り場です。
Rod | FLBC-S58UL |
---|---|
Reel | S社1000番 |
Line | エステル0.3号(直結) |
Rod | FLNE-60GTS |
---|---|
Reel | S社1000番 |
Line | ナイロン2lb(直結) |
Rod | IBXX‐56MT |
---|---|
Reel | S社2000番(HG) |
Line | エステル0.4号(直結) |
Lure | アンバー1.1g 各種カラー カルモMR-F 各種カラー シボクラMR-F 各種カラー プリリー ジェイドMD‐F 各種カラー |
---|