サラリーマンアングラー釣行記

その812 

栃木県馬坂沢


荒井 秀文


2020.4.2


今回は、4月になったのに、まだまだ春にならない地元・栃木の山岳渓流に行って来ました。
山岳渓流だけに残雪もあって、時折風花が舞う馬坂沢は、寒さの厳しい釣りでした。


ロッドは使い慣れたIBXX-50MTを使い、ルアーは僕のパイロットルアーのDコンパクト38を選びました。


入渓時からチラチラと雪が舞って、水温も低く、ロッドを握る手も凍える寒さでのスタートです。
まだまだ活性が上がらないのか、まったく反応がなく我慢のキャストが続きました。

そして、ようやくヒットしたのはヤマメでした。
小さなヤマメでしたが、山岳ヤマメらしい綺麗なパーマークが寒さを忘れさせてくれました。



ちょっとホッとして更に上流に向かいました。
リトリーブスピードやトゥイッチングを考えながら攻め続けて、やっと岩魚をヒットすることが出来ました。



すると、薄日が射し始めて、気温が上がってくるのを感じました。
ただ引きでもアピール力があるDコンパクト38ですが、トゥイッチによってキレのある動きをさせると、岩魚のヒットが続くようになりました。




カラーを換え、アピールを考え、岩魚のポイントに正確にキャストし、トレースラインを慎重に攻め続けました。
この攻略が良かったのか、岩魚が遊んでくれるようになりました。





浅いポイントでもヒットがありましたが、水深のあるポイントでもヒットがあって、Dコンパクト38の良さを感じながらさらに上流へ向かいました。

2.5gという重さのため、流れが強い場所での攻略は出来なかったのですが、それでも流心を避けての狙いでヒットすることが出来ました。



気温が上がり、雪代も入り強風にもなったので終わりとしましたが、気付くと、予想以上の岩魚と遊ぶことが出来て終了としました。

そして、改めてDコンパクト38の凄さを感じた釣行でした。


使用タックル

ロッド IBXX-50MT
リール A社
ライン PE+5.0Lb
ルアー Dコンパクト38



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