9月中旬の渇水の里川エリアにおいて比較的反応の良かった攻め方が、夕マズメに淵から続く流れの中で、パニッシュ70FやDDパニッシュ65などの比較的大き目のルアーによるリアクションの釣りであった。普段はパニッシュ55Fやウェイビー50S、ジェイドMDSの順に表層から中層を順に攻めていくのだが、毎年盛夏を過ぎたあたりからこれらの喰わせのルアーに極端に反応が薄くなる。流れの中から良型たちが姿を消してしまうのだ。
暑さや渇水などの流れの影響だけでなく、産卵行動で遡上を意識した魚たちは、淵や上流部の支流などの静かな流れの中に身を潜めるようになる。食性は低下し、夏までの攻略法では魚を探し切れないことが多い。今年は周囲の水深ある静かな淵、特に木々に覆われた静かな流れの中で、大型ルアーによるリアクションの攻めに反応が良かった。
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