6月初め、チニングに行ってきました。
場所は東京湾に流入する河川。
この日は日中、別の釣りの取材が入っていて、現地に着いたのはすっかり夕方。夕まずめの2時間だけという短時間勝負です。
しかも今回のポイントは初めて訪れる場所。どんな水深か、流れはどうか、と、分からないことだらけでドキドキしながらのスタートでした。
まずセットしたのは、スミス「コーヴァイチュー2.8インチ」。カラーはグリパンチャート。チャートの視認性がよく、濁りやローライトにも強いこのカラーは、私のお気に入りのひとつ。
釣り方は基本的にボトムをしっかり感じながら、ただ巻きでコツコツと引いてくるだけ。アップクロスにキャストして、ゆっくりと丁寧に引いてきます。
すると、「コツ…」ん?今、アタった気がする…。
明確なバイトではないけれど、何か触れたような違和感。
でもその後が続かない。うーん、気のせいだったのかな?
ただ、目の前には潮目があって、いかにも魚が通りそうな雰囲気。こういう「釣れそうな空気感」だけで、ずっと投げ続けたくなる。
ここ数年、私はこのチニングの楽しさにすっかり虜になってしまった。どんなに厳しい状況でも、あのチヌのアタリとパワフルな引きを一度味わったら、気持ちが一気に変わるんです。
そして今回もその瞬間は突然やってきました。夕方17時を過ぎたころ。
「ゴツゴツ…ガツン!」
ついに、チヌらしい強烈なバイトがきました!
ロッドごと持っていくようなアタリに、しっかりフッキングを決める!
ズッシリとした重量感。
「これはいいサイズかも…!」とドキドキしながらやり取り。
上がってきたのはなんと45cmのキビレ!
やった〜〜!これはうれしいサイズです。
「やっぱりさっきの違和感、あれもアタリだったんだなぁ」と納得。
キビレってかっこいい!
もう少し粘ってみようと、暗くなるまで続けることに。
そしてその約30分後。
またもや「ゴツゴツ…ガツン!」
2度目のバイト!ひとまわりサイズは小さめでしたが、またしてもグリパンチャートのコーヴァイチューでキャッチ!
2時間という短い釣行でしたが、2尾のキビレに出会えました。
またあのアタリと引きを味わいに、チニングにいきたいです!
Rod | スミス コーヴァイスティック(プロト) |
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Reel | ダイワ ブラディア2506 |
Line | サンライン ソルティメイト PEエギ ULT HS4 0.8号 |
Leader | サンライン ソルティメイト エギリーダーFC 3号 |
Lure | スミス コーヴァイチュー2.8(グリパンチャート) |
Hook | コーヴァイフック #1 |