雨の増水が絡めば、チニングは水門が熱い！

例年の事ですが、梅雨の季節は雨に悩まされます。ここ最近の雨の降り方は、尋常ではありませんので。今年も各地で被害が出ていますが、梅雨明け、いや台風などもありますので、今後も雨の降り方にはご注意を下さい。
そんな雨ですが、適度な雨の降り方は、釣りにはいい味方になってくれます。それは、シーバスでもチヌでも一緒です。
河川内のゲームは、特に雨による増水が好転となったり、濁りが食いを促進させたり。雨の影響は強く出ます。

そんな雨による増水パターンの鉄板と言えば、水門周りのチニングです。濁りった水の流入、逆にクリアな水の流入は、環境の変化を作ってくれます。また、水門から流れ出る水量が増えれば、流れの変化も大きくなります。
そんな変化が大きくなると、シーバスやチヌも集まりやすくなります。その理由は、やはりベイトの存在でしょう。小魚が多く集まる、カニやエビが集まるなど、水門によって特徴は出やすいのですが、確実な変化が雨によって生まれるのは確かです。

そんな水門へ。雨による増水、流れが極端に増した水門に的を絞って、ボトムチニングです。
パターン的には、雨が降って流れが出来るとテナガエビが集まってくる場所で、それを狙ってチヌも集まってきます。ボトムチニングには最適なベイトですね。
使うルアーは今シーズン、ニューリリースされたフリーリグ専用のチニングワーム「コーヴァイチュー」。それに使用するフックは、こちらも同時にリリースされた「コーヴァイフック」。ストレート形状のオフセットフックが、コーヴァイチューをしっかりとキープしてくれ、チヌの固い口にもしっかりとフッキングできます。
この２つを使って、フリーリグでキャスト開始。ロッドはベイライナーAKBMのベイトロッド。水門周りなのでちょい投げで十分なのですが、タイトにアシ際や護岸際、水門出口のコーナーなどをピンで攻めていきます。テナガエビが好みそうな場所ですね。

仕事終わりの夕マズメ、１投目からしっかりとバイト＆フッキング！ここから怒涛の連チャン劇開始♪
本チヌ(クロダイ)とキビレが入り交じりながら連発。小さな水門ですが、しっかりとベイトが集まるタイミングを狙えば、短時間で爆釣も可能なのが、ボトムチニングのいい所ですね。
そして、それをしっかりとサポートしてくれるルアーは、基本性能をしっかりと持ちつつ、応用のきくルアーがバイト数、ヒット数を伸ばすカギになります。
コーヴァイチューは、タダ巻きで最高のポテンシャルを発揮するだけでなく、ボトムパンプやシェイクなどにも対応可能。そして今回の様な増水して流れが強い場合には、ボトムドリフトでも好反応を得られました。
使い方にアレンジ出来るルアーは、やはりコンディションに対しての応用能力が高いので、半端ない数を稼ぐ事が可能ですね。そんなコーヴァイチューは、これからのボトムチニングを変えるアイテムになるかもしれません。

怒涛のチヌラッシュ。結局、何枚釣ったのか････覚えてはいませんが、バラシた数まで入れれば20は下らないかと。仕事終わりの短時間、普段とは違ったコンディションのポイントがあれば、ぜひ、コーヴァイチューをキャストしてみて下さい。
必ず、チヌからの返答が帰ってくると共に、最高の時間を過ごす事ができます。
これから日中はかなりの暑さになってきますが、夕方の涼しくなる時間帯に絞って、ゲームを楽しむのも一つの手です。チヌは暑さに強い魚ですが、やはり日の陰ってくる時間帯は高活性にもなりやすいので。さらに今回の様に雨が絡むと、笑いが止まらなくなってしまいますよ！

Rod	ベイライナーAKBM BL-C812ML
Lure	コーヴァイチュー
Hook	コーヴァイフック

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