1~2月 フィッシングパル佐野釣行

池島 竜一

SMITH STAFF

釣り業界に居るとフィッシングショーの関係で1月~2月前半までの期間はかなり忙しくなる。休日自体がかなり貴重なものとなるが、そんな日に限って荒天だったり強風だったりすることも多い。さすがに大雨や降雪が見込まれる日は家で大人しくしているが、強風予報の場合は風の強くなさそうな地域へ釣行先を変えることが多い。結果的にこの冬は房総方面への釣行をキャンセルして栃木県のフィッシングパル佐野に行くことが多かった。


1月24日


度重なる寒波の影響で極寒の日が続き、数日前には佐野でも-7度まで気温が下がったらしい。 この日の朝も水溜りがバキバキに凍っており、池の一部も凍っていた。 フィッシングパル佐野のM社長によると、近年ここまで冷え込んだ記憶はないという。

これだけ冷え込んでしまうとリアクションで喰わせたいところだが、レギュレーション上、フィッシングパル佐野ではメタルジグやメタルバイブが使えない。
ここで取り出したのは海外製の小型ジョイントグライドベイト。スローシンキングで、ラインスラックを出しつつシェイクして引いてくると360度近いターンを連続して演出できるものだ。


結果、周囲が沈黙する中でこのルアーにのみヒットが続いた。 するとそれを見ていたM社長や常連アングラーの人達が驚いて話を聞きにやってきた。 ルアーの泳ぎを見せつつ使い方を伝授するとこれは凄いと盛り上がったが、私自身もまだ研究中のブツにつき口止めをお願いした。

グライドベイトへのヒットも落ち着いてきたところでシャッドシェイプスイマーのジグヘッドリグを投入。 縦ストに落としても良し、ミドストで泳がせても良しで、ほぼエサ感覚の釣れっぷりだった。

夕方にかけてはトップウォーターでキャッチしようとあれこれ試してみる。フィッシングパル佐野は真冬でもトップウォーターで釣れるのだ。結果、スピンテールログに2度ほどアタックがあるも乗せられず。


この日は爆釣とはならず22尾止まり・・・いや、この厳寒期にこれだけ釣れるのは凄いことだろう。


2月1日


2週連続での釣行。この日の朝の気温は-6度だったが池は全く凍っていない状況だった。
前日は佐野も10m近い爆風だったそうで、自分はそれを理由に釣行日を翌日に変更していた。ところが爆風によってスイッチが入ったのか、最も釣った人で130尾超えの大爆釣だったとのこと。その情報を耳にして来場した人もいたようだ。


ところが風も収まったこの日は朝から沈黙。前回に好調だった小型グライドベイトも単発ヒットしか得られず。
止むを得ず池をあちこち周回しながら岸際にダウンショットを落としていき、単発バイトを拾い集めるのがやっと。連発する場所や釣り方がなかなか見出せない。

午後になると沖に設置してある円盤下にバスが着いているのが目視できるようになってきた。 レンジが浅いのでトップウォーターを投げるも喰うまでには至らず。
これはノーシンカー一択だなと判断し、センコー3インチを投げるといきなり連発モードに突入した。

結果は20尾。厳しい条件の日に当たってしまったようだが、一日を楽しく過ごすには充分な尾数だ。


2月22日


この日は気温が15度まで上がるとの予報が出ていた。朝のみ防寒着を着用したが陽が上がると暑くなり、昼間はウインドブレーカーにジーンズで丁度良い気温となった。


既に真冬パターンではないだろうと、まだ手付かず状態だった北池の岸沿いをグライドベイトとチビログ(ARA1200)で攻めてみるがバスの気配を感じない。早々に見切り南池へと移動。


海外から取り寄せたシャッドタイプのワームをデッドスローでスイミングさせると連発した。バイトが遠のいたらイカ4インチFSのノーシンカーを岸際に落としていくとこれにもバイトが連発。徐々にペースが上がってきた。

この日は気温が高かったこともあってか、早い時間帯から沖の円盤下にバスが着き始めた。これもイカ4インチFSで狙い撃ちするとことごとくバイトしてくる状況だった。

条件がタフになればなるほど釣れる場所が偏るものだが、この日は条件の良さが災いしてか岸ギリギリでも、岸から少し離れたショルダーでも、沖の円盤下でもどこでも釣れる状況だった。


ショルダー部分はグライドベイトとチビログでもヒットが得られた。特にブルーバックシルバーのチビログはこの日の当たりだったようで連発モードに入るタイミングもあったほどだ。

沖の円盤下にいるバスも徐々に活性が上がってきたようでトップウォーターへの反応も出始めた。 スピンテールログを皮切りに、午後になるとザラゴッサJr.改(シンキングダブルスイッシャー仕様)、スピニンイメージ、コロットSRでもキャッチ成功。

この日は計46尾の釣果だった。これだけ釣るとさすがに少し疲れる。


自分は関東のフィールドが全盛期だった時代を経験している。 将監川も印旛沼も牛久沼も亀山ダムも北浦も二桁釣れて当たり前だった時代だ。 風が吹けば魚の活性が上がる事、魚のポジションが変わる事、ルアーの操作方法もルアーの良し悪しも全て魚が教えてくれた。
では現在のフィールドでそれらを習得できるかというと、あまりにも魚が少な過ぎて何も掴めないままで終わってしまう可能性が高いだろう。


バスを数釣ることでしか得られない経験や知識というのは数知れない。今となってはそれをイージーに体得できるのは管理釣り場位のものになってしまった。今の時代、短期間でバス釣りのスキルを上げるための手段として管理釣り場という選択肢があることを伝えたい。

Rodツアラー STC-60FM
ReelREVO LT
Lineフロロ12lb.
Lureチビログ(ARA1200)、スピンテールログ、スピニンイメージ、ザラゴッサJr.改、コロットSR、他
RodB-AREA FUN BAF-C43SL
ReelチャンバサダーBL25改
LinePE1号+ナイロン12lb.
Lure小型ジョイントグライドベイト
Rodツアラー63改
ReelREVO PRM 2000SH
Lineフロロ3lb.
Lureシャッドシェイプスイマー3.2インチ、海外製シャッド型ワーム2.7インチ(ジグヘッドリグ)1/32ozジグヘッド
レッグワーム2.5インチ(ダウンショットリグ)1gシンカー、マスバリ#5
イカ4インチFS、センコー3インチ(ノーシンカー)GYオフセットフック#1