年明け以降、自分の予定や天候がなかなか合致せず、昨年末以来ようやく片倉ダムに釣行することが出来た。
それまで片倉ダム未経験だったが昨年秋から魚探掛けを進めつつ厳寒期の釣りを見据えてきた。その答え合わせをする時をずっと待っていた。
2月14日
ここのところの気象変化は目まぐるしいものがあり、1週間の間に寒波で気温が一気に下がったり、2度も降雪があった後の状況。この日は気温がやや高めではあったが、それでも朝は桟橋や船上も霜で真っ白だった。朝の水温は5度台後半と魚探に表示された。厳寒期の釣りで間違いないだろう。
朝イチで直行したのは、何故か毎回魚からの反応がある5m四方の水没立木帯。片倉ダムには湖底に沈む立木帯がゴマンと存在するが、 この立木帯にいつも魚が着いているのは広大なディープフラットのすぐ脇に位置しているという立地条件が理由としては大きいのだろう。昨年の時点ではたまたまなのかとも思っていたのだが毎回魚からの反応があるという事実がそれを確信に変えていった。
ただでさえ魚からの反応に乏しい厳寒期は無闇にあちこち走り回るよりも狙いを付けたスポットをじっくりと探る方がベターと考えている。ひたすら5m四方の立木帯をダウンショットで撃ち続け、1時間ほど経った時に微かな違和感を捉えた。ほんの僅かに重いだけで引き込まれるようなこともないが、これがこの時期特有のバイトだということは経験上わかっている。
喰わせた場所は立木帯のド真ん中。あまり時間を置くと立木に巻かれる。少しだけ間を置いてアワセたがまだしっかりと喰い込んでいなかったようでスッポ抜けた。貴重なバイトを掛けることが出来ず、思わず天を仰ぐ。
しかし同じスポットに投げ入れた次の1投で何とまた喰った。やはり微かに不自然な重みを感じるだけの居食い系ショートバイト。軽く糸フケを出しつつシェイク操作し、バスがしっかり喰うよう仕向けてみる。
そして今度はしっかりとフッキング成功。無事に1尾目をキャッチすることが出来た。ノーフィッシュと背中合わせになりがちな厳寒期の釣りにおいて、早々に1尾目を手に出来たアドバンテージは大きい。
この日の狙いは水の動きがなさそうなエリアのディープに沈む立木帯やブッシュ。しかし、メインエリアの1つと想定していた本湖最奥部(ゴンカミ方面)はバイトが出ない。水の色はメインレイクよりも透明度が低く濁りが強く残っていた。そこで多少なりとも水の色が良いメインレイク方面に再度戻った。
リバーチャンネルと並行して緩やかな地形が広がる100mほどのエリア。水深5~8mにかけて水没した立木帯が存在している。この場所ではまだバスを釣ったことはなかったが、ふと気になり入ってみた。
ほどなくして水深7mの立木帯の中でバイトが出た。やや喰わせの間を置いてアワセるとフッキングには成功したが軽く立木に巻かれ気味のズリズリした感触が伝わってきた。こうなることを想定して、あえて繊細過ぎるタックルは使っていない。多少強引に寄せると無事に立木から引き擦り出すことが出来た。
キャッチしたのは38cmと大型ではなかったが、満足できる1尾となった。
その後は上流部に向けて気になるエリアを2箇所ほどじっくりと探ってみたがノーバイトでこの日の釣りを終えた。
桟橋に帰着すると笹川ボートのスタッフから釣果を尋ねられた。この日は他のアングラーも0~1尾止まりだったそうで、2尾でも上出来だったようだ。
さらに、釣れた水深を聞かれたので「6mと7m」と返答したところ「それは浅い」と驚かれた。おそらく片倉ローカルの人達がこの時期に狙う場所はもっと深い水深がポピュラーなのだろう。
自分は極力情報を耳に入れないようにして釣行に臨んでいるのでローカルアングラーの釣り方と乖離している可能性というのが充分にある。もしかすると狙っている魚自体が少し違うのかもしれない。
湖の熟知度という点では自分はまだまだローカルアングラーの人達には及ばないだろうし、釣りの精度という点ではライブソナーを使いこなしている人に遠く及ばないと感じる。それでも自分自身の釣りが厳寒期の片倉ダムでどこまで通用するのか、もう少し検証を続けてみたいと思っている。
| Rod | ツアラーV-SPEC TVS-63L |
|---|---|
| Reel | REVO PRM2500SH |
| Line | FCスナイパー4Lb. |
| Lure | イモ30改(ダウンショット)ナスオモリ1号、インチフックラージ |