鯰人 Diary 2025 埼玉エリア春爆釣

岩瀬 裕大

東京都在住。昼夜問わずナマズを追い求めているアングラー。

皆さんこんにちは岩瀬です!
4月、5月と埼玉東部エリアに行って参りました。


気温も安定して釣りもしやすい時期になりました。
まずは4月の釣行ですが桜は既に満開の散り際で、川岸は菜の花で埋め尽くされて春本番を感じる季節。



水温も高まり昼間でもナマズが目視できる状況で絶好のチャンス!
田んぼの代搔きはまだ始まっていませんでしたが、流れ込み付近は魚がかなり溜まっていたのと周辺のカバーもピン撃ちをすれば高確率で反応が得られました。


ルアーはキャタピークリッカーからスタート。
少しクリッカーの音を嫌がるエリアはノーマルタイプに切り替えてアプローチ。


初日は殆んどこのルアーローテーションでバイトが連発。
特に変わったチューニング等はせずとも十分に楽しめる状況でした。

一週間後、再び同じエリアでの釣行。


この日は前日に強い雨が降った影響で川の水は代掻き時みたいな濁りになっていました。
普段干からびているインレットも濁った水が流入しており、ナマズが入っている確率が高い状態。


前回同様キャタピークリッカーから探りましたが意外にも食いが浅く、序盤からバラシの連続が続きました。
雨の影響なのか水温が少し冷たく、ルアーにアタックはするものの見切るのが早く口の硬い部分に針先が当たってしまい苦戦。


まだポイントに到着して間もないですがバイト数はかなりありました。

しかしキャタピークリッカーのラトル音も嫌う個体も出始めたのでクリッカーからノーマルタイプへ変更して再度アプローチ。


流れも少し強めでしたが自分の進行方向に向かってキャスト。
この時自分は上流部へ向かっていた為、攻め方的にはアップストリームキャストになります。


アップで狙う際は川の流れと一緒にルアーが進んで来る為、ルアー自体のアクションが死んでしまいます。
その為リトリーブで狙うのではなく、ロッドティップを使ってシェイキングをしながらルアーの移動距離を短くさせるテーブルターンで攻めることを意識しています。



夕マズメと言うこともあってか、急に活性が上がり始めてキャタピークリッカーに高反応!


流れのちょっとしたヨレがいくつかあったので、探りを入れる。
足元が枯れ草でガサガサと音がなるのでストーキングも慎重にしながら距離をとって遠投してアプローチ。


すると、キャタピークリッカーピンクカモに素晴らしいバイト!

その後もバイトが続き、ジトラーで1本追加!

文句なしの60アップとジトラーで釣れた所でこの日の釣りは終了。



5月に入り代掻きシーズン。


まだ始まったばかりでしたが、水の濁り方は完全にミルクティー色になっていました。


ポイントについて濁りが出ているインレットにすかさずピッチングでルアーを送り込むといきなり飛ばされて終了。


その後もアプローチするとバイトは得られるもののフッキングが決まらず苦戦。
思いのほかバイトが単発で悪戦苦闘しましたが、ポイントを何ヵ所か周りようやくキャッチに成功。

今度はインレット付近に草木があったので、インレットの対岸から上手く木に引っ掛けてちょうちん釣りで攻めるとルアーをひったくるバイト!


代掻きのタイミングで釣れるナマズは白っぽくてとても綺麗です。

代掻きパターンで必ず使うカラーですが自分の場合
ピンク系、ブラック系、チャート系は必ずルアーボックスに入れています。


濁った水でも目立つカラー、シルエットが出るカラーはどこの場所で釣りをしていても効果を発揮します。



少し移動して田んぼ脇を流れる細い水路へ。


メインの川からの支流があり、その支流と言った感じの場所でキャタピークリッカーに連続でバイト!


1本目を釣ってリリース後の1投目でまた別の魚がアタックすると言うミラクルヒットがあり、しかも2匹目はサイズアップ!
田んぼが始まる季節はこう言った細い水路で楽しめるのもナマズ釣りの醍醐味!

ただし、釣りに夢中になりすぎて気づいたら畑などの土地に入ってしまう恐れもあるので(特にナイトゲームは!) 釣りをする際は土地の所有者が優先なので、会ったら必ず挨拶と土地の中に無断で立ち入るのは御法度なので気を付けましょう!


その後、突然のゲリラ雷雨に遭ってしまい釣りは強制終了。
日にちを分けての釣行でしたが、春爆を満喫できた釣行になりました。


次回もお楽しみに!

Rodプロトタイプ
Reelシマノ 21 カルカッタコンクエスト200HG
Lineバリバス 鯰PE 4号
Leaderバリバス オーシャンレコードショックリーダー50lb
LureキャタピーIIキャタピークリッカーII、ジトラー