例年のウインターシーズン、自分は戸面原ダムに通うのが通例なのだが、この冬は工事の関係で大きく水位を落としている。 湖面面積が小さくなればなるほど皆が狙いたいスポットは限られ、プレッシャーも熾烈になると予想できたことからこの冬は異なるフィールドに新天地を求めた。それが同じ房総エリアの片倉ダムである。
11月22日
片倉ダムに浮くのは恥ずかしながらこの日が初。まずは等深図の作成からスタートさせた。この日はひとまず笹川ボートさんから下流側の魚探掛けを行った。
朝イチから魚探掛けを始め、昼頃には下流域の魚探掛けがおおよそ完了した。そこで午後からは気になる場所をダウンショットでチェックしてみることにした。この時期に良さそうなディープフラットは不思議とノーバイト。色々と探ってみると、岸寄りの緩やかなバンクの水深3~4mに点在する立ち木周りや小規模なフラットでバイトが出ることが分かった。
結果、6~7バイトを得たもののいずれもショートバイトでなかなか掛けられない。ようやく掛けた1尾も抜き上げる際に落としてしまい、最後までリズムを掴めぬままノーフィッシュで終わってしまった。
しかし、バイトの多さは予想以上のものだった。片倉ダムの冬場のポテンシャルは相当高いと感じられ、一層期待値が上がることとなった。
12月28日
かねてから片倉ダムは立ち木の多い湖だということは知っていたが、実際に釣ってみて感じたことは水面下に沈んでいる立ち木も相当に多いという事だ。特にバンク沿いは立ち木が全く沈んでいない場所の方が珍しい。常に立ち木の中を釣ることに等しいため、喰い込み重視のロッドや細いラインでは心もとない気がした。また前回はスリムタイプのタングステンダウンショットシンカーを多用していたのだが 必要以上に細かい場所にまで入り込み過ぎ、かえってスタックが多発することになった。
そこで今回はロッドをツアラーV-SPECのTVS-63Lをメインに、ラインはフロロ4lbの通し、シンカーはナスオモリ1号を持ち込んでみた。
そして、喰わせの時間を置くと立ち木に巻かれる可能性が高くなるため一口サイズのイモ30改を主軸とした。バイトがあったら早目にアワセを入れ、ひとまずは一気に立ち木から引き離すことを念頭に置いた。
前回の釣行後はすぐに再釣行するつもりでいたのだが、諸事情で1ヶ月も間が空いてしまった。 季節はもう師走。桟橋や船上は霜で真っ白だった。朝の水温は7度台で湖上は霧に包まれていた。
この日は笹川ボートより上流部を魚探掛けしようと思っていたが、朝はフィーディング状態のバスを狙いに行くことにした。しかしあいにく狙っていたエリアには先行者が居り、致し方なくその付近の小規模フラットから攻めてみることにした。
ガイドリングに着いた水滴がすぐ凍り付いてしまうほど冷え込んではいたが、30分もしないうちに1尾目、ほどなく2尾目もキャッチ。
気持ちも楽になったところで笹川ボートより上流域の魚探掛けを進めていく。この日は他のアングラーも何艇か釣りをしていたため走り回るような魚探掛けはせず少しづつ流しながら、さらに気になる場所があったらその場でダウンショットを入れてみるようにした。
魚探掛けついでの釣りで2尾を追加したが、すずきボートから上流部はかなり濁りが強くなった。 隅々まで魚探掛け出来たわけではないが、良さそうだと思えるエリアが少なかった事もありこの日の魚探掛けは一旦終了。
残り時間は下流域で自分が気になるスポットを周ってみることにした。崩落跡やアウトサイドベンドの沈みブッシュなどを攻め5尾を追加。かなり良い手応えを感じつつ、計9尾でこの日の釣りを終えた。
12月31日
この日は大晦日なので必然的に2025年の釣り納めという事になる。
3日前は魚探掛けをしながらの釣りで9尾の釣果を得た。この日は朝から釣りだけに集中し、2桁超の釣果を得て釣り納めを飾ろうという魂胆だった。
朝の時点で水温は8度台。朝だけの比較ならばこの日の方が水温はやや高い。陸上も霜が降りておらず寒さをあまり感じない朝だった。
この日は狙っていたディープフラットにすんなり入ることが出来た。浅い側(4~5m)でフィーディングしている魚を狙うがノーバイト。少しづつ深い側へと探りを入れていくがバイトはなかった。
苦し紛れに前回釣った小規模フラットに入ってようやく1尾を手にしたが、時刻は既に8時を過ぎていた。
朝イチのスタートダッシュに失敗してしまったため早々にリカバリーに入る。しかしどういうわけか3日前にバイトが多発していた下流域のエリアですら全くバイトが得られない。
実績場所に拘るのを止め、改めて魚探のGPS地図を見ながらエリアを吟味していく。結果的に3バイトを得たものの掛けることが出来ず、朝に釣った1尾のままで終わってしまった。余裕綽綽で臨んだところ手痛いしっぺ返しを喰らい、ほろ苦い釣り納めとなった。もしや片倉ダム、結構ツンデレなのでは・・・
1~2月はノーフィッシュと背中わせの修行釣りの季節。どのフィールドに行くのかもまだ決めていないが、この冬も楽しみでならない。
| Rod | ツアラーV-SPEC TVS-63L |
|---|---|
| Reel | REVO PRM2500SH |
| Line | FCスナイパー4Lb. |
| Lure | イモ30改(ダウンショット)ナスオモリ1号、インチフックラージ |