9月20日
今年の夏も猛暑に見舞われ体に堪える暑さだった。また各地の川や湖が渇水しているという話も多く耳にした。 三島湖も例外なくこの夏はかなり減水していたのだが、9月初旬のまとまった降雨によって一気に水位が回復。 猛暑もようやく落ち着きを見せた9月20日、久し振りの三島湖釣行となった。
水温は26度台。あえてここ数日の釣況は耳に入れないようにしているので情報は皆無。 ひとまずオーシュウ沢筋を遡上していく。まだ状況が落ち着き切っていないのか場所によってだいぶ水の色が違っていた。 但し川筋にはバスの気配が全く感じられず、深追いせず本湖方面へとUターン。
夢の島周りのロープに絡む流木溜まりに付いているであろうバスをベビートーピードで狙い1尾目をキャッチ出来た。
この時使ったベビートーピードは流木周りをスムーズに攻略できるようにダブルフック仕様に変えてある。 ダブルフックは直付されるケースが多いと思うが、直付だとフッキング率が悪かったり掛けた魚をバラす確率が上がると自分は感じているのでスプリットリング(オーバルリング)を介してダブルフックを装着している。 障害物の回避率はダブルフック直付に及ばないが、フッキング率の悪さや掛けた魚のバラしやすさに関しては若干改善出来ていると感じる。
三島湖において流木溜まりの攻略は時にメインパターンにもなり得る。しかしこの日はノーシンカーワームでフォローしても続くバイトは得られずじまいだった。
この日はとにかく岸際にバスの気配が感じられない日で、岩盤にノーシンカーワームを落としても、ウッドチップカバーを攻略しても全くバイトが得られなかった。勿論見える魚も皆無。となるとバスは少し深い位置に居るのだろうなと考えた。
そして本湖の傾斜の緩やかなバンクの水深2~3mに物凄い数の魚が溜まっている場所を発見した。その多くはヘラブナだと思われるが、魚探の映像を見ると中層~下層まで魚影がビッシリだった。
フラブラブダブルテール2.5インチの7gフリーリグを落としてボトム付近でホワホワさせるとすぐに答えが返ってきた。丁度バスのスクールも射していたようで怒涛のラッシュに突入。スッポ抜けてしまうケースもあったが、2投連続でバイトが出るタイミングもあった。その後も飽きないペースでバイトが続く。
おおよそ90mほどの区間を3往復はしただろうか。そろそろ他のエリアをチェックしに行きたい気持ちがありつつも、粘っているとバイトが出るのでなかなかこの場を離れることが出来ない。そうこうしているとスズメバチが威嚇に飛んで来たため半ば強制的に下流に移動した。
大きく移動したのを機に再度シャローをチェックしてみるがやはりバスの気配が感じられない。 今日は結局水深2~3mなのだろうと考え、先程連発した場所に近いような地形の場所を周ってみる。 バスのスクールには当てられず連発することはなかったが、ダムサイト方面で単発バイトを拾い2尾、夢の島周りで1尾を追加した。
この時期(9月)の三島湖ではボート店の規定で16:30までに桟橋帰着となっている。 時間一杯まで粘ろうと思ったが、16時を前に降り始めた雨がやがて本降りとなった。 今日はもう良いかと少し早目に桟橋まで戻ってきたところ、かなり雨脚が強くなり最後の最後で荷物がビショ濡れ。 さらにこのタイミングで何と停電となり昇降機までストップ。 あまりにもドンピシャのタイミングに笑うしかなかったが、人力での荷物運びはなかなかにキツイものがあった。
自分はこれまでフリーリグを全く使わなかったわけではないのだが、これでなければいけない理由というのが今一つ掴めておらずコンフィデンスを持つには至っていなかった感がある。 しかしこの日のフラグラブダブルテール2.5インチのフリーリグは明らかに別次元の釣れっぷりだった。
今回の経験が大きな自信に繋がったこともあり、今後はフリーリグを多用する機会も増えそうだ。手駒が増えたことでまた1つバス釣りが面白くなってしまった。
Rod | ツアラーV-SPEC TVC-68M |
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Reel | REVO LT-L |
Line | PE0.8号+フロロリーダー10Lb. |
Lure | フラグラブダブルテール2.5インチ(フリーリグ)フリリグシンカータングステンファット1/4oz、GYオフセットフック#4 |
Rod | ツアラーSTC-60FM |
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Reel | REVO LT |
Line | フロロ12lb. |
Lure | ベビートーピード |