清水 隆匡
(スミスフィールドスタッフ)



『二月中旬やっと初バス』


年末になんとか釣果を出していた河口湖。年明も正月から初バスを釣ろうと意気込んで浮いていたが、その後はまったくの無…
一月中に3日、二月中に2日、計5日間を費やしたがまったくのノーバイトで終わった…
普通であればここまでやってダメなら暖かくなるのを待ってから出るのであろうが、少し意地が出てきてしまい、今年6日目の釣行を迎えた。
普段は一人で出ることが多いのだが、この日は近所に住む友人の平岡氏が同船した。彼はルアーメーカーであるKEITECH社の社員であり、同じ富士河口湖町に住んでいる。しかしワームメーカーだけにあまり河口湖には出た事がない。
そんな彼も初バスはまだなので、二人で初バスを求め出船した。


KEITECH 平岡氏

久しぶりの河口湖(平岡氏)


この日は二月としては気温が高い方ではあったが、湖上は風が強く寒く感じられた。
二月に入り日照時間が長くなった事で水温も4度台に上昇しており、少しシャローを意識した釣りで試みる。
まずは鵜の島東の溶岩帯で私はビワーSトラウトの2.5、5.5、7.5を!
平岡氏はジャークベイトで溶岩帯の脇をランガンしていく。
しばらく流すも風も強く、ボートキープも難しくなり、風裏となる大橋内側へバウを向けた。

ビワーSトラウト三兄弟

大橋内側も溶岩帯を中心にSトラウトで流していくが反応はない。
出船時間も遅かったこともあり、すでに11時近くになっていた。



起伏の激しい溶岩帯
時間もあまりないので、バスが差しやすいであろう溶岩帯の張り出し部分を中心にスモラバでじっくりと攻めてみる。

いくつかの張り出しを攻めていると、60XULのティップに違和感を感じた!少し聴いてみると、僅かに生命反応!
平岡氏に来たことを伝えて鋭くアワセをいれると、まずまずの重量感。

強い抵抗をみせ、溶岩の隙間に入り込もうとゴツゴツと体を当てているのがわかる!3lbラインなので無理は出来ないが溶岩に入られたら一巻の終わり…
少し強引だがスプールを押さえて溶岩から引き離し深い方へと誘導する。あとはしばらく自由にさせているとゆっくりと浮上してきた!
魚体こそキレイとは言えないが、苦労してやっとキャッチする事ができた今年の初バスは1500g!
無の時間が長かっただけにとても達成感のある一匹となった!

ついにこの日が!


その後、平岡氏の初バスと複数匹の水揚げを狙って夕方まで頑張ってみたが、これ以上の釣果はなく終了した。

まだまだ厳しい季節ではあるが、またレポートできるように寒さに耐えて湖上へくり出したいと思います。


● タックル

ロッド V spec TVS-67ML
リール イージス
ライン PE0.6 リーダーフロロ5lb
ルアー ビワーSトラウト2.5

ロッド V spec TVC-65M/HG
リール エボエリート
ライン ナイロン12lb
ルアー ビワーSトラウト5.5

ロッド V spec TVC-70H
リール スコーピオンmg
ライン フロロ20lb
ルアー ビワーSトラウト7.5

ロッド V spec TVS-60XUL/FS
リール ストラディック
ライン フロロ3lb
ルアー オリジナルスモラバ



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