湯村 武広

宮崎県在住。宮崎県を中心としたショア&オフショアゲームに精通するアングラー。

ブログ : CRAZY BEAT



- マグナムハスキーNEXで今季初のライギョゲーム -


5月末、晴天が続き気温25℃以上の日が続いた九州地方です。そのタイミングを見計らって毎年プチ遠征する福岡県某所へ。目的はライギョのヘビーカバーゲームです。
自宅である宮崎を朝6:00頃に出発し、東九州自動車道を北へ。目的地へは休憩を挟んでも2時間ほどで到着します。高速道路開通でずいぶん早くなりました。


今日の作戦は、現地の一番南側から実績あるポイントを北に向けて移動しながら攻めていくというもの。まずはウィードの有無を確認し有りならば釣りを展開していきます。
まず一番目はハスの池。ここは思った以上にハスが伸びて一面を覆っていました。少しでも薄いところや岸際を攻めるもハスの葉にラインを引っかけてのちょうちん釣りで1回バイトがあったのみ。
2番目は、アシやホテアオイなどの複合ウィードの小池。ここは水が死んでいてドブ臭い匂いが凄いのでパス(笑)
3番目は道路を挟んで3つの池が連なるエリア。3つとも回るも残念ながら2つがウィードなし。ひとつはヒシがありましたが、残念ながらノーバイト。
ここで正午を過ぎたので昼食。


午後一発目は、80アップ実績ポイント。大きな池なので時間を掛けてトライ。ウィードのヒシも良い感じです。ここでは釣友と1度づつフロッグへのバイトがあるも魚が小さいようで咥え込むまではいかず。


そして、2か所目の池へ。ウィードであるヒシは薄いけど全体にあり。さらに池の中央だけにはどういう訳かかなり濃く茂っていました。
まずは同行の友人が40cmほどの小型をキャッチ。あまりに小さいのですぐにリリース。
僕は、池の中央のヒシが濃いエリアより向こうの薄いところに遠投し小刻みなアクションを加えながら早目のリトリーブでヒシの厚い中央部へ。厚いヒシの上はややスローダウンさせフロッグでヒシの上を叩くようにアピール。そこを抜けたらまた一旦ステイさせて早目の小刻みアクション。時刻は午後2時過ぎ、日差しは強いため必ずこの濃いヒシの下に入ると予想。これがズバリ当たりました。少しづつリーリングコースを変えながらの数投目。


濃いヒシ帯に入ったフロッグの後ろのウィードが揺れました。そこを抜け一旦僅かステイさせ、次のアクションに入った途端、大きな波紋が立ちバイト。立てて操作していたロッドを一気に倒し充分に送り込んでからアワセ。水面の飛沫から大型であることはすぐに解りました。ロッドはMHN-74SH。ライトカバー用のモデルではありますが、結果ロッド自体のパワーは充分にあるロッドでした。難なく足元まで寄せ、2mの高さの土手まで抜き上げ。
サイズは81cm。今季1本目がこのサイズはうれしい限りです。ヒットしたフロッグは昨年発売されたグロッサORGのグリーンアマガエルでした。



今回使用のロッドは新製品マグナムハスキーNEXシリーズ。ヒット時は74SHを使用してましたが、ヒシの薄いエリアで小刻みなロッドアクション、濃いところではゆっくりと強めのアクション、こういう演出が実にやりやすい。ライギョ釣りをやっていてただ巻きだけでなく細かなロッドアクションを多用する自分は強くて硬いロッドだけで良いのかという疑問が以前からありましたが、このロッドの操作性の良さと強さの両立という意味では大満足のロッドですね。ウィードのポケットへ入れてリトリーブしウィードとオープンの境目でシェイクとかアシへラインを引っかけてのちょうちん釣りなど、僕自身が得意とする釣り方に幅広く対応してくれそうです。


■使用タックル

ロッド MHN-74H MHN-76SH
ルアー グロッサORG ライギョデントス
ライン 山豊テグス PE TOUGH GAME8号



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