小東 和裕 (Grit Design staff)

KOHHI BIWAKO GUIDE
(遊漁船業者登録 滋賀第47号)



『5月20、21日 B.A.T.N.E.T special 2days』


1日目はザビテキで、2日目はラバージグだったので、1日目だけを書きます。


今年の琵琶湖は例年より水温上昇が遅く、トーナメント1週間前に温かい雨が降り水温が23度くらいでギルが動きやすい水温になったのと、放水増加により田植え後の酸欠水だったので、流真側の水が縦に巻きやすい、盛り上がりの有るエリアにギルが極端に多く集まりやすくなり、スポーニングからの回復途中のバスでも個体の大きなバスは動きの遅いギルを偏食する傾向が有りました。


今年は特に藻刈りの影響で刈り残しのエリアがキレイに盛り上がっており、ボリュウムが有る物を投げればデカいギルだと思うかもでサイズを選んで釣れるので、北のサイト組に勝てるかもとそのエリアを選択しました。

ルアーについては、ギル、酸欠、濁りを重点的に対処すべくグリスシャッドにスカートを足した5グラムのテキサスリグでロッドを立ててリトリーブする事で、バスの目線より上でギルがゆっくり泳いでる動きを、そのボリュウムと水掻きで濁りでも気付かせて、テールの先を染める事により(ダイマーカーでギルのテールの様に先を黄色に塗る)酸欠でもリアクションバイトを狙える様にしました。


これを丁寧にゆっくり巻き続ける事により、バイトはそう簡単に沢山出る訳では無いですが、トーナメントの1日目は他のルアーも合わせて14匹のヒットをして、その内のデカいの5匹で13570グラムとビッグウエイトを叩き出せました。


カラーは同じエリアをグルグル回り続けているのでスレ無い様に、ブルーギルをメインに、赤/ゴールド系、ピンク、ウォーターメロン/シルバーをローテーション。シンカーはトーナメント時間を通して5グラム、スカートはブルー系でした。(昔はザビエル君使用だったのでザビエルテキサス、ザビテキと呼んでいました。今はジャッカルのクイックスカートを使用しているのですが、見た目は同じなのでザビテキの名称のまま呼んでいる状態です)

テキサスの場合は、グリスシャッドの水噛みがキツいので、ワームが回転しない様に、オフセットフックの6/0フックを使用して、ラインは抵抗で浮かせる為と強烈なフッキングでもラインブレイクしない為にフロロの16lb使用です。


デカいのを選んで釣る、そんな釣りを試しにやってみて下さい。


【BATNET 2017 special 2days 春】
 日付  重量  尾数
 5/20  13,570g  5尾
 5/21  8,515g  5尾
総合順位  優勝

優勝者インタビュー


■ BATNET(BASS ANGLERS TOURNAMENT NETWORK)



[ 戻る ]