川又 圭史
(2016 JB TOP50 No.6 スミスサポートプロ)

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『春攻略のススメ』


スミスHPをご覧の皆さん、こんにちは。プロスタッフの川又です。
さて今回のレポートは、ここ最近の霞・利根川水系でのオススメ春攻略についてです。

ようやく最近は暖かくなってきたせいか、北浦などではここ数年、風物詩となりつつある「ビッグミノー」パターンが成立し始めるようになってきました。写真のバスは、先日少しだけ様子見に行った際にキャッチした春らしいプロポーションの45アップ。

スミスではバス用ビッグミノーはラインナップに無いので、サイズ感と飛距離重視でシーバス用ミノーの「サラナ110F」で代用してみました。


しかしそのまま使うとフックサイズが大きく動きも若干大きいので、動きの幅を調整するため少し純正フックより軽いフックへ交換します。

この事により純正より浮力が若干上がるため、動きの慣性を抑える事ができ尚且つ根掛かりを抑える事が出来ます。この辺りは元々シーバスではボトムコンタクトでの動きを想定していないので、ストラクチャーへ当たった時の抜け感が標準のままだと悪いためチューンが必要です。

ちなみに私は、ベリーをショートシャンク、リアをロングシャンクにしてサラナの特長であるウォブンロールを抑えながら生かすようにしています。


この「ビッグミノー」パターンが本格的に釣れ始めるのは、3月下旬から4月上旬です。

おそらくその時期になると霞ヶ浦水系では「ビッグミノー」を投げまくっている方が多数出てくると思います。もちろんこぞって同じルアーを投げるので段々とバスもルアーに慣れてきてそう簡単には釣れなくなってきます。そこで反応するのが大多数の動きでは無いシーバスミノーのような「弱すぎない強い波動」の「ウォブンロール」。

また、シーバスミノーは本来流れの中で使用するのも想定してあるので、このパターンが最もハマるウィンディサイドの打ち付ける波の中でもしっかり泳いでくれます。そして何よりも飛ばす事を前提に設計してあるので少しくらいの風では全く意に介さず飛び、風に対して若干弱い部分があるビッグミノーより「サラナ」であれば飛距離は圧倒してくれるでしょう。


使い方は基本「ただ巻き」なので難しいことはありませんが、前述した通り「大多数がこぞって投げる」という事を考えると、ジャークさせたりステイさせて浮かせたりなど若干の工夫が必要です。そうするときっと「春爆」に出会える確率はグンと上がるかもしれません。

行かれたことの無い方は是非、この「ビッグミノー」パターンを試しに行ってみてください。


《 タックルデータ 》

※今回の使用ロッドはツアラー68TXですが、下記がオススメです。

ロッド VスペックTVC-68M
ライン サンライン FCスナイパー12〜14lb
ルアー サラナ110F アカキン
フック がまかつ トレブルRB-M#6
※ベリーはトレブルRB-M ショートシャン#6 リアはトレブルRB-M#6


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