高森 茂
(スミスフィールドスタッフ)



『相模川 短時間勝負』


6月1日(土)

   なかなか1日丸々釣りに行く日程が取れず、今回も夕まづめの短時間勝負で地元の相模川へ行ってきました! 釣り人は多いのですが、なかなか釣れないタフなフィールドです・・・。最近ではGWにチャレンジしたのですが、見事に撃沈しておりました。

 GWに来た際には、プリ〜ポストの魚が多くシャローをウロウロしているビッグママもチラホラと目視出来ている状況でした。約1ヶ月前の状況から考えるとスポーニングも落ち着き、エサを食べて体力を回復しようとしているバスが多いのでは?と想定して挑んで来ました。


 水辺に立つと水がかなり濁っており、バスを目視で確認出来る感じではないように思いました。水面ではベイトがピチャピチャと頻繁に跳ねており、これだけ生命感があればバスもきっとその周りでエサを狙っているだろ〜!と狙ってみるも一向に反応は無し・・・。

 川の流れもあるので、水中まで伸びている堤防に狙いをシフト。水中を観察すると、上流から流れて来る水がちょうど堤防の段差になっている部分でヨレており上流からのエサが流れて来るのをジッと待っている魚がいるはずだという狙いです。



 沖に伸びる堤防下流側の段差を平行に引ける様にロングキャストし、段差の縁を丹念に探って行きました。

 リグは、ルアーを川の流れで流漂うベイトを演出する為にBFシュリンプのスプリットショットをチョイス。


 かなりゴツゴツとした固いボトム感触が手元に伝わって来たり、木の枝などにも引っ掛かってはほぐしてという作業を続けて行くと、引っ掛かった枝をプンッと外した瞬間に『コッ』という小さなバイトがはっきりと手元に!! 迷わずフッキングすると沖に向かって勢い良く魚が突っ走って行きます。

 堤防を乗り越え、周りには杭や流れ着いた木などの障害物に潜られない様に慎重にファイトをしますが、さすが川バスだけありなかなか上がって来ませんでした。

 ドラグは出て行くものの、TVS-61ULのバッドパワーのおかげで魚のパワーをいなしながら危険な障害物への突っ込みを回避をしながら何とかバスをキャッチする事に成功!!


フワフワと漂わせる様なアクションを演出

貴重な40UPの相模川バスをGET!


 同様の釣りで、他の堤防も狙ってみるがバイトは無いまま日が沈みタイムアップとなってしまった。

 今回も2時間ほどの単時間釣行だったが、狙い通りの釣りで魚を獲れた納得の釣行となりました。


《 Tackle 》

ロッド ストラテジーツアラーVスペック TVS-61UL
リール バンキッシュ C2500HGS
ライン 東レ 3lb.
リグ スプリットショット(1.8g)+BFシュリンプ(グリーンパンプキン)



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