今シーズンはとにかく悪天候に泣かされるシーズンだった。夏季のそれはゲリラ豪雨で、マリーナからあまり遠い場所まで行ってしまうと帰還が間に合わず豪雨に遭うリスクが高まってしまう。いかんせん雷を伴った激しい雨なので、視界を遮られる上に落雷の危険もあり湖上をボートで走ることが出来ない。
そして秋になるや今度は相次ぐ大型台風の襲来。特に台風26号がもたらした増水は霞ヶ浦水系の水位を大きく上昇させ、釣り人を寄せ付けなかった。ところによっては周辺道路までもが冠水し、水辺どころかその周辺にすら近付く事が出来ない場所もあった。高水位が長引いたことでバスボートのランチングも出来ない状況が続き、仮に出られたとしても杭などが水没し見えなくなっていたため危険性を考慮しボートを出すのを止めたという話もよく耳にした。今シーズン、釣行自体もままならなかったという人が多かったのではないだろうか。
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