林 芳樹

(2013JB津風呂No.14 スミスサポートプロ)



- JB津風呂湖 第2戦 -


 6月16日(日)JB津風呂湖第2戦に参加しましたのでレポートします。

 4月7日に予定されていた初戦が延期になった関係で、第2戦が今シーズンの開幕戦となりました。今年はゼッケンも14番と少し若くなったので気合が入ります。


前日プラ

 4時30分に到着し準備を済ませプラをスタートしました。この日の湖の状態はスポーン後半に差しかかったところで、アフター回復のデカイ魚を狙うパターンと、スポーンがらみの魚を狙うパターンの2通りの展開が考えられます。

 今回はどちらの魚を狙うかを決める為に湖全体を見て回りました。

 一日かかって湖を一周して、分かったことは
  1. スポーンがらみの魚は数は多いもののサイズはイマイチ
  2. アフターの魚はサイズが良く比較的簡単に口を使うが、回遊しているので出会えるかどうかは運次第であること
  3. アフターの魚はルアーを一旦岸に乗せてから水面に落とすと、魚の反応は格段に良い
 ことでした。

プラでのナイスフィッシュ

 私の作戦は、とりあえず朝一番はスポーンの魚を狙いに行き、1匹釣った後はサイズの良い回遊のアフターを狙いに勝負しに行くことに決めました。

 周りの選手の話を聞くと同様の作戦を立てている選手が多そうでした。結構釣れる大会になりそうです。

 私の中での目標は2匹3キロ、順位は10位前後を目標に設定し、ノルマは最低1匹のグッドサイズの魚を持って帰ることにしました。


本戦

 シーズン初戦ですので、心地よい緊張感を覚えながらの朝を迎えました。タックルチェック・ミーティングを終えいよいよスタートです。

 狙っている場所に入れるかドキドキする瞬間です。選手がゼッケン順にスターとして行きますが、私が狙っている場所と同じ方面に向かう選手が意外に多いことが気になります。


 名前を呼ばれてスタートしましたが、同じ方向に向かっている先行選手は9名でした。10分程で目指すスポットに到着しましたが、残念ながら既に先行選手が居ました。
 直ぐに2番目のスポットに向かいますが、またまた別の先行選手が釣りをしていました。これは厳しい状況です。かなり焦りましたが、かろうじて近くにあった3番目のスポットに入る事が出来ました。

 心を落ち着かせてサイトを始めると、狙った魚はちゃんとその場所にいました。慎重にアプローチをしますが、かなり気難しい魚のようです。30分程で一度口を使わせることに成功しましたが、アワセるとすっぽ抜けてしまいました。
 その後は更に反応が悪くなりましたが、何とか最終的には釣りあげる事に成功しましたが、時間は既に3時間以上が経過していました。


 時間を使いすぎてしまいましたが、何とかノルマは達成出来ました。一安心です。ここからアフターの回遊ビッグバスを狙いに行きましたが、既にプレッシャーが掛っていることと、太陽が昇ってしまいバスが沈んだことから、昨日はたくさん見かけた回遊バスとは全く出会えません。

 エレキのバッテリーが切れそうになるまで、バスを探し回りましたが、タイムアップを迎えてしまいました。
 結局私の成績は1500gの24位と、最低のノルマは果たせたものの、目標を大幅に下回る結果となりました。

 この日の上位入賞者は全員4キロ越えを達成していました。上位選手の狙いは私と全く同じでしたが、結果は大きな差が出てしまいました。


第2戦の魚

第2戦のお立ち台


 最初から終始かみ合わない試合でしたがまだシーズンは始まったばかりです。次戦も頑張るぞ!

■ JB津風呂湖 第2戦 ジャッカルカップ総合成績表(JB/NBC公式サイトNBCNEWS)



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