篠塚 亮
(2012 JB TOP50 No.7 スミスサポートプロ)



『TOP50第3戦 桧原湖』


 7月20日〜22日にかけて福島県桧原湖にて開催されましたTOP50第3戦の様子を報告します。

 桧原湖は自分にとってTOP50で初めての表彰台と優勝を獲得した経験のある相性の良いフィールド。だが上位入賞はすべて秋に集中しており夏季に開催された大会はまだ予選を通過したことがなく、今回は苦手意識の高い時期の開催となった。


 今回メインとした釣り方は3種類あり

 ・フラットエリア水深4m前後でのシャッドドラッギング
 ・フラットエリア水深4m前後でのダウンショットシューティング
 ・ロックハンプでのダウンショット

 3日間で反応の良い釣りが変わっていくと思ったので、釣り方を1つに決め込まずに状況を見て柔軟にシフトさせた方が良いように思えたため上記の3パターンをローテーションさせて釣っていくことにした。


 具体的に釣り方を解説すると、シャッドドラッギングに関してはツアラーSTS‐HM63SSを使用し、魚探でワカサギとバスが確認できるフラットエリアの水深4m前後を高速でドラッギングした。

 特にジャーク等は必要なく、ボトムスレスレを通すと反応が良かったため流す水深によってキャストの距離を調整してドラッギングすることが重要だった。状況が合っていれば1流し目に反応が得られるぐらい勝負が早い釣りで、初日と2日目にナイスキーパーを手にすることができた。


 シューティングに関しては新製品ツアラーVスペックシリーズのTVS‐61ULを使用した。リグはダウンショットで今回はマスバリを使用するとなぜかバラしが多く、オフセットフックを使用することでミスを減らすことができたためしっかりとフッキングができるようにチューブラーのこのロッドをチョイスした。

 アフタースポーンから回復してディープに落ち始めたバスは比較的簡単にシューティングで釣れるので特に難しいテクニックはなく、魚探でバスを確認してダイレクトにリグを落として釣っていった。3日間メインとなった釣り方で、特に3日目はほとんどの魚をシューティングで釣っていた。



 ロックハンプはシューティングと同様のタックルを使用。根掛かりの非常に多い釣りなので超高感度でありながらソフトなティップを持つ61ULを使うことで根掛かりを回避することができた。

 狙いは水深3mほどのハンプトップで、フィーディングに上がっているイージーに釣れる魚を狙い、初日にナイスキーパーを連発で釣ることができた。


 大会でのウェイトと順位は初日3052gで17位。2日目2922gで単日23位。3日目が2752gで単日13位となり、最終成績は15位となんとか賞金圏内に入ることができた。

 過去の桧原湖戦の成績と比較すると決して良い順位ではないが、前述のとおり苦手としている時期であったためこの結果には胸を撫で下ろした部分もあった。


 次戦は8月31日から徳島県旧吉野川で開催されます。こちらではVスペックシリーズのベイトモデルを使用して上位入賞する予定ですので期待してください!


《 タックルデータ 》

シャッド用

ロッド ストラテジーツアラーSTS-HM63SS
リール ルビアス2004
ライン サンライン スモールゲームPE0.4号
リーダー FCスナイパー4ポンド
ルアー ベビーシャッドMk-UDD、 K-Uミノー

ダウンショット用

ロッド ストラテジーツアラーVスペック TVS‐61UL
リール ハイギアセルテート2004
ライン サンライン FCスナイパー3ポンド
ルアー レインズ 2.5”Gテールサターン
1/16ozダウンショット

■ JB TOP50 第3戦 東レ・ソラロームカップ総合成績表(JB/NBC公式サイトNBCNEWS)



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