オイル塗布によりワンランクアップのしっとりしたシルキー&スムースが実現
釣果に差が出る未体験リトリーブフィールの為に簡単なリール整備のご紹介です
|
準備
落ち着いた静かな環境で、1m×1m以上の安定した机を用意する。
プラスとマイナスのドライバー(出来ればサイズ別に6本程度)、10mm〜13mm程度のリールに合ったスパナ、IOS-01、綿棒、パーツクリーナー(出来ればアルコール系)、キッチンペーパー、ラジオペンチ、グリス
あれば便利なもの…部品整理に絵の具用のパレットトレー、分解記録用にデジカメなど
|
1. ハンドルノブ
ノブの付け根の汚れを拭いたら極少量ノブの左右約半滴づrつオイル塗布。
その後上向きにし、全体にオイルを行き渡らせる。
|
|
2. スプールシャフト
スプールを外し、シャフトの付け根の汚れを落としてからオイル約半滴塗布
|
|
3. ハンドル軸ベアリング
可能であればハンドル軸両サイドからもベアリング部にオイル半滴塗布する
|
|
4. ギア部
リールによっては外側からでも内部のギアーに塗布できるものがあり、グリスが流れない範囲で極わずかにオイル塗布しますと回転性が向上しリトリーブフィールも向上します
|
|
5. ラインローラー
最後にラインローラーも忘れずに汚れをよく落としてから半滴塗布。その後 指で回して行き渡らせる
|
|
以上とても簡単なIOS-01を使用したリールオイル塗布でした。これで性能はどなたでも実感できるほどに向上するはずですが (特にオールドリールなど)、 あくまで簡易的なリール整備ですので本来のリール性能を100%向上するには 本格的なオーバーホールが必要になります事をご承知下さい。
|
リール整備の結果はリール自体の品質や個人の技量により異なります。また紙面の都合により紹介する内容はある程度の整備が出来る方向けに設定してあります。全ての内容においてはリスクも含め個人の責任において実施して下さい。
紹介する内容は淡水向けスピニングリールに関してですが、その他のリール(スピンキャストリール)についても 応用出来る部分が多いので個人で判断の上参考にしていただければ幸いです。
またIOS-01は各リールとも通常グリスを使用する場所以外に使用する事をお勧めします。特に加重がかかるジギングリール等は個人の責任範囲で実施して下さい。
|
|