■紅龍（ホンロン）　（プレゼントは終了いたしました）

このところ、紅龍（ホンロン）で酔い思い・・・
アッ違った、良い思いだったね。
その良い思いをしているんだ。
こんな話を耳にすると多くの人は、
ボートでのバスフィッシング・・・とお考えだろうが、
実はそうではない。オカッパリなんだよ。
で、場所は霞ヶ浦でしょ！
これが違うんだな・・・まぁ、霞ヶ浦であっても、
流入河川の上流部限定だし、多くは近在にある野池なんだな。

どうして紅龍（ホンロン）が・・・？
クエスチョンマークが百個ぐらい頭に浮かんだら、
紅龍（ホンロン）の特色を思いだして欲しい。
シャロークランクであること。
強い浮力を備えていること。
メスの小魚のように大きなお腹であること。
ローリングアクションに重点を置いていること。
さぁーて、これらの特色から
スナッグレス効果が高いことを理解すれば、
キミはクランクベイトの王様、クランキングになれる。

そう、なんだよ。
これらシャローエリアの攻略に必要不可欠な要素を、
紅龍（ホンロン）はプラスチックルアーにもかかわらず、
全て備えているんだ。凄いだろっ！
この高いスナッグレス効果によって、
シャローの水生植物群の際や灌木沿い、立木の中など、
障害物を恐れることなくキャストできる。
嬉しいだろ、使いたくなるだろッ。

残念ながら入賞を逃してしまったW.B.S.プロトーナメント、
Japan Openスーパー3デーズでのプラクティスでも、
この紅龍（ホンロン）は大活躍をしてくれたんだ。
本番では期待のビッグフィッシュに
遭遇することは出来なかったのだけれど、
プラクティスでは魚のいる場所や好む水深など、
トーナメントでの原動力となる様々な情報を提供してくれたんだ。
このページの紅龍（ホンロン）紹介の写真こそが、
そのプラクティスで手にした魚だよ。



もちろん、その後も使いまくっている。
前記したとおり、ネガカリしにくいから思う存分に使えるんだ。
が、間違ってはいけない。
一年中クランクベイトを引きまくっているオレが、
水中で操作するからこそネガカリをしないと言うことだ。
確かに、既存のクランクベイトよりは、
遙かにスナッグレス効果は高い。それは驚くほどであるが、
まったくネガカリしないと言うわけではない。
このあたりをしっかり理解しておいて欲しいんだな。

紅龍（ホンロン）の基本的操作は、
青龍（チンロン）同様に『投げて捲く』である。
が、一つだけ大きな違いがある。
紅龍（ホンロン）の場合には、
ロッドを立て、ルアーを少し浮かせてリトリーブすることが、
しばしばあるんだよ。
特に、早朝や夕マズメ時のサマーサスペンデッドバスには、
このロッドを立てる方法は有効である。
なぜ有効なのかは、自分で考えよう！
たまには脳を使わないと軟化しちゃうからね。

ロッドを立ててのリトリーブでは、
潜行深度がおよそ70cmほどになる。
これは使用するラインの太さで若干の誤差が生じるが、
ルアーをロストしないことを前提に考えれば、
ナイロンモノフィラメントラインの14lb以上は必要になるだろうから、
オレの潜行深度との誤差は僅かになるね。
そう、オレが使用しているのは、
ナイロンモノフィラメントラインの16lbなんだよ！

この道具立てで、シャローのアシやマコモ、
ガマなどの挺水植物際にキャストするんだ。
キャスティングはスペースがあればアンダースローがいいね。
もし、小さなボートに二人乗りとか、
バスボートに三人乗り、なんてことであれば、
オーバーヘッドキャストの方がトラブルを避けられる。
他人の頭や耳にルアーを引っ掛けるトラブルは、
誰もが勘弁だよね。

これはオカッパリでも言えることで、
ルアーが凶器であることを
バスアングラーはしっかりと認識しておこう。
万が一、ルアーのハリが他人に引っ掛かったら・・・恐ろしい。
想像しただけでも恐ろしいことだが、
実際に何度もそのような事故に遭遇している。
オレは被害者にも加害者にもなったことはないし、
幸いなことに誰も命に別状はなかった。
が、釣具は一歩間違えば失明や命をも脅かす道具になるのだ。

ゴルフのクラブや野球のバットを振っている人のそばには、
人々は不用意に近づかないのだけれど、
釣り人のそばには平気な顔で近づいてくる。
「何か釣れますか？」。
なんて声を掛けてくれる人はまだマシだけれど、
何も言わずに背後に立たれたことがある。
この知らずにオンブお化けのように、
ボーッと突っ立っている素人衆が怖いんだ。
「オレの背後には立つな！」。
もし、オレがゴルゴ13だったら、オッサンは死んでいたぜっ。
まぁ、これはジョークだが、
もしそのオッサンにルアーのハリが掛かったら・・・・
全てはオレの責任だもんな。あー、恐ろしい。

だから、キャスティングをする時は、
ボートでもオカッパリでも、
前後左右に十分注意をして行うことが大切なんだ。
ほんの僅かな注意だけで、事故が未然に防げるのだから、
どなたさんも辺りへの気配りを怠らないようにしようぜっ。

さぁ、キャスティングの危険さも知って、
トラブル防御のベース作りができたなら、釣り場に行こう。
霞ヶ浦なら我が家からすぐの距離だ。
どこでも他の釣り人が居らず、足場の良い場所で、
紅龍（ホンロン）をキャストしてみよう。
但し、沖へキャストするのではなく、
コンクリート護岸と平行にキャストするのである。

上手く護岸に沿ってルアーがキャストできたらオッケーだけれど、
コンクリート護岸に激突したり、
護岸から１メートル以上も離れてしまったら、
そりゃーあんた、キャストが下手っぴーな部類だぜ。
そんな人は、キャスティング練習からもう一度おさらいし直しだ。
さて、きちんとキャストできたなら、リトリーブの開始だ。

リトリーブは比較的ゆっくり捲く方がいい。
こうすればルアーが何かに触れたり当たったとしても、
すぐに止めることができる。するってーと強い浮力で浮くからね。
運が良けりゃー、この一投目でバスはバイトしてくる。
もし駄目なら４〜５メートルほど移動して、
また同じ作業を根気よく繰り返すんだ。

教えた通りに一日やってみてもバスが釣れなかったら、
それは徳の積み方が足らないからだ。
普段、せっせとゴミ拾いしているかい？
日常の行いは真っ当かい？
これらを反省して、もう一度チャレンジしてみよう。
今度はきっと釣れるよ。そして釣れるまで頑張れるよ。
シャロークランクベイトでバスを釣る・・・これは夢ではないよ。
頑張る気持ちが釣れるに繋がるんだからね。

さて、お約束の紅龍（ホンロン）のプレゼントだ。
遂に、紅龍（ホンロン）が出来上がってきたんだ。
こちらも七色あるから二色二個をセットにして五名の方にプレゼント。
青龍（チンロン）同様に色は選べない。
が、希望カラーを書いておくと有利かも知れない？？？
ネェ、谷中くん！！

※　2003.8.31 をもちましてプレゼントは終了致しました。沢山の御応募ありがとうございました