■夏は川!?

夏のバスフィッシングは、川だね。
それも早朝だ。
陽が高くなってからだと、
シェード狙いしかできなくなっちゃうので、
クランクベイトやスピナーベイトなどの
ファーストムービングルアーで釣ろうと思ったら、
アシやガマなど水生植物の奥へ入り込む前の時間帯、
早朝や夕マズメが勝負だ。

で、これらのファーストムービングルアーを
アシやガマなどの水生植物に沿って、トレースするのだ。
もちろん、パラパラッとしているアシやガマのエリアでは、
その中を探ってもいいね。

アシガマ中探り、通常ならセレクトすべきルアーは、
スナッグレス効果の高いスピナーベイトなのだけれど、
キャスティングが上手で、ぶっといラインを使用すれば、
シャロークランクやフローティングバイブレーションもオッケーだ。

最近のオレは、引っかかるか、引っかからないかの、
スリルを味わうのに喜びを感じている。
オマケに、これがことのほか釣れるんだなぁ。

使用するのは、概ねディプシードゥーのSR。
色は吉田くんや青筋くん、それに派手派手の黄色くんだな。
アシやガマなどにブレイクが隣接している場所では、
ディプシードゥーの#1や#2で、
ブレイクの落ち口までも探ってしまう。
色は吉田くんと金ピカ吉田くん、青筋くん、
それに鼠くんの4色を多用している。

川筋クランキングのキーポイントは、硬い場所を探すことにある。
表面上は同じ様な川面であっても、所々に底質の硬い場所があるので、
こんな場所を探し当てることだ。
このような場所は、元々岩盤であったり、大岩が沈んでいたり、
或いはアシの島であったりするが、底質の材質は無問題(モウマンタイ)。
海苔の佃煮・江戸むらさきのノリで・・・何はなくても硬底質、なのである。
そう、固く硬い場所がベスト、意志や若者のチンポと同じようにだ。
最近、オレッ、柔らかいからなぁ。

で、陽が上がってしまったら、アシガマエリアのアウトサイドではなく、
シェードになっているインサイドを狙う。
もちろん、ワームのテキサスリグだ。
アシガマの中は水深が浅いので、軽めのシンカーがよいのだけれど、
軽いとアシやガマの葉の隙間から、ワームを中に送り込めない。
そこで、ヘビーウェイトシンカーのお出ましとなる。

最近、タングステンのシンカーを使っているので、
3/8OZほどのウェイトでは、重さの割にその姿が小振りである。
だから、大水の後でアシやガマなどの水生植物が倒れていたり、
ゴミが積み重なっていても、
その中にまでワームを引きずり込んでくれるのである。
頼れるやつなのである。

使用するワームは、ヘビーカバーの中に難なく入り込めるタイプの
ストレート系ワームがいい。
オレが好んで使うのは、沈下スタイルがバスにアッピールする、
ドゥードルビーバーのカラー#205だ。
それとプリプリと張りのあるMGワームのザリガニ、MGバグだ。
この2種類を状況に合わせて使用している。

水生植物の中を探るコツは、
使用するラインのポンド数を16ポンド以上にすることと、
シンカーを爪楊枝などで止めるペギングをすることである。
さらに、バスをランディングすることよりも、
バスに口を使わせることを考えてキャストすることである。
バスがワームにバイトしてこない限り、
バスは釣れないのだからネッ!

オレ流の夏の川バス攻略法を書いてみた。
ビッグフィッシュに出会うも、
沢山のバスを釣り上げるも、
楽しいバスフィッシングを味わうにも、
バスフィッシング修行を積むにも、
トーナメントに勝つのにも、
兎にも角にも、バスを釣り上げることが一番一番なのである。