シリウス60SBLは、ディプシードゥーのために作られたようなロッドである。
もちろん、ディプシードゥーが後から出来上がったので、そんなわけはないのだが・・・。
世の中には、そんな面白いことが多い。
60SBLが、あれほどディプシードゥーにマッチしていることは、当のスミスのスタッフでも、知らなかったのではなかろうか?
そんなヤナギの下の二匹目のドジョウを探すべく、オレはニューロッド・ストラテジーを使いまくった。
どんなルアーがどのロッドにマッチするか?それを探し求めるのが、オレの役目だった。
オレのロッド選びのコツは、唯一”投げやすい”と言う点である。
その後のルアーの操作具合やバスをかけてからの塩梅は、ルアーをキャストしたときに概ね決定されているからだ。
つまり、万人が投げやすいロッド・イコール・エブリシイング・オッケーなのである。
だから、最近流行のがちがちロッドやびんびんロッド、これは万人向けではないので、オレ的にはノーグッド! となる。
確かに専用とか、専門ロッドとかがあるけれど、それはフリッピングのような、ある特殊な状況下でのみ必要なのであって、通常では、それこそ20メートル以上は探らないのだから、ガチガチやビンビンのロッドはねぇ?
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