川又圭史（かわまた よしふみ）
ホームフィールドは利根川・霞ヶ浦水系。サポート暦6年です。※中学生時、当時発売されていた｢オブザイヤー｣を3年使用しています。

TVC-70H　テスト期間3年。
TVC-65ML　テスト期間2年。
TVS-61UL　テスト期間2年半。
TVS-61UL/ST　テスト期間2年。
TVS-60XUL/FS　テスト期間2年。

TVC-70H
基本的にはカバー撃ちがメイン。　元々、旧吉野川でウィードのパンチングやアシ撃ちをメインに開発をスタート。使用リグはテナガホッグの8.8gテキサスリグ。ラインは、フロロ16lb〜20lb。

TVC-65ML
ベイトフィネス専用設計。スモラバを軸に、掛けられる万能ロッドという感じです。使用リグは、スモラバ＋BFシュリンプor BFスイミーシュリンプ。2.7g〜5g程度のDS。ラインはフロロ8lb。

TVS-61UL
ボトム変化がある場所のダウンショットをメインに使用。ダウンショットでリザーバーの岩絡みバンクを攻略するのに、前モデルでは対応出来るロッドがなかったので開発をスタート。ダウンショットのシンカーウェイトは、基本1.8gが使いやすいように設計。ラインについては、フロロ2.5lb〜4lb程度で使用しています。

TVS-61UL/ST
スモラバ・ネコリグがメイン。前モデルで59DS/Sというモデルがあったのですが、そのモデルの後継機種として開発をスタート。ラインについては、フロロ3lb〜4lbを基本でテストしていました。リグの重さについては、スモラバでは1.8g前後、ネコリグは1.3gを基本として使用。

TVS-60XUL/FS
ダウンショット、ネコリグがメイン。こちらも前モデルの510UL/FSの後継機種として開発をスタート。基本は、スモールマウス攻略のディープダウンショットをメインにテストをしていました。ラインはフロロ2lbをメイン。シンカーウェイトは、1.3g〜1.8gを使用。※リールに関しては、スピニングは全て飛距離が出やすいように設計してある2000番クラスでテストをしていました。

振り抜けが良くなったという感じです。
100m走をランニングシューズで走るのと、 競技用シューズで走るくらいの違いかもしれません。

【ベイト】
マイクロガイドシステム搭載により、従来のガイドセッティングと比べ、ガイド数を大幅に増やすことになり、ガイド数の違いによって飛距離が変化してしまうのに難儀しました。ガイド数は多すぎても少なすぎてもダメ。キャストからフッキングに至るまで、どれだけパワーロスを減らせるかという事も悩みのひとつでした。
【スピニング】
特に難しかったのはスピニングのガイドセッティングです。開発をスタートした時、｢Kガイド｣というPEなどを使用した際の糸絡み軽減を謳ったガイドが主流になっていて、多くのメーカーはこのオールKガイド仕様というセッティングを採用していました。 もちろん、V-Specの開発当初は主流通りKガイド仕様を試してみたりもしましたが、フロロカーボン前提のバスフィッシングには不向きという結論に。そこで、前モデルから用いられている｢Yガイド｣も取り入れ再度調整してみることに。その調整が功を奏し、現在のスミスオリジナルセッティングとなりました。

1番は、自分の欲しいと思ったロッドを具現化してもらっているので、自信を持って使うことができることです。成績に関しては、スモール戦はTVS-60XUL/FSのお陰で得意な分野になりましたね。また、TVS-61UL/STとTVC-70Hのお陰でTOP50旧吉野川戦では優勝することができました。

おすすめのベイトロッドはTVC-65ML。 理由は、オカッパリでもボートでも1本あると使い勝手がよく、フィネスから巻物まで難なくこなせます。重量も100gを切っていますので、疲れも軽減されるはずです。
スピニングロッドはTVS-60XUL/FS。 スモールマウス攻略の最終兵器といっても過言ではないくらい、ディープ攻略に欠かせない1本です。