サラリーマンアングラー釣行記(その1218)
福島県H川 2026.9.30

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

とうとう2026年の渓流釣りの最終日が来てしまい、そわそわしながら福島県の渓流に出掛けたのですが、釣人の考えは同じで、どこの渓流も釣人だらけでした。
栃木県の渓流釣りはとっくに終了しているために、車止めには栃木のナンバーが多く止まっていて、渓流探しをしているうちに、正午になってしまいました。
諦める選択肢もありましたが、諦めきれないオヤジですので、おにぎりを食べながら林道脇の川を覗くと、足跡はあるものの釣人の姿が見えなかったので、ダメもとで入渓することにしました。
今回は、福島県・H川です。

正午を過ぎていましたので、すぐにタックルをセットしました。
ロッドは、源流・小渓流でもキャストの取り回しが抜群で、ショートロッドゆえにバットに張りを残しつつ、しなやかに曲がってキャストが出来るトラウティンスピン マルチュース TRMK-394ULを使いました。
ルアーは、薄型ヘビーシンキングミノーのD-インサイト44で、ロッド・TRMK-394ULとの組み合わせは、小渓流や源流域などを攻めるのに理想的なタックルセッティングだと思って使いました。
D-インサイト44は、薄型ボディが左右に小刻みにヒラ打ちをして、渓流の短いポイントで激しい明滅効果を発生させます。
そして、渓流ならではの落差のある小さなポイントや、岩陰などの狭いピンポイントでアピール力があるので、魚に口を使わせるのに最適なルアーです。

そんな効果があるタックルですので、入渓後すぐに小さな岩魚をファーストヒットさせることが出来ました。

天気は夏日となりましたが連日の雨の為か水量が多く、強い流れの中を操作するのは難しく、その後は反応がないまま時間が過ぎました。
イワナの警戒心を考えると、出来る限り遠投してボトムまで落としてからの連続した軽いトゥイッチで誘いを入れていると、久しぶりに岩魚がヒットすると、ポイントごとにヒットがあるようになりました。
カラーを換える余裕もできて、日陰になっているポイントや、倒木などの障害物周りをピンポイントで狙いました。
水温が上がり始めたのもあり、ポツポツと岩魚が遊んでくれました。

そして、入渓時間も遅かったこともあって、退渓ポイントへ急ぎました。
D-インサイト44は、フラットボディのためキャスト時の空気抵抗が少なく、TRMK-394ULのようなショートロッドでも安定した飛距離と正確なキャストが可能でテンポ良く出来ました。
また、D-インサイト44の重さを活かして、白泡の下や深みの底までフリーフォールで一気に沈めて底付でデッドスローなトゥイッチでヒラ打ちさせるのが効果的でヒットがありました。


退渓地点が近づいてきて、出来るポイントも限られて最後のポイントになりました。
一年間の思いを込めて最後のキャストをしました。
着水後、流れを利用して対岸の岩周りまで送り込んで、トゥイッチをした瞬間に、本日一番の強いアタリと同時にTRMK-394ULが大きく曲がり、渓魚の大きさを感じました。
何故か、緊張で妙にその取り込みがぎこちなく、丁寧にネットまで寄せることが出来ました。
最後の最後で、有終の美となる岩魚のサイズに満足して、今年の渓流釣りの〆となりました。

やっぱり、ロッド・TRMK-394ULとD-インサイト44の組タックルは、小渓流や源流域などを攻めるのに最強で助けられた釣行でした。

Rodトラウティンスピン マルチュース TRMK-394UL
ReelD社
LinePE+5.0lb
LureD-インサイト44