サラリーマンアングラー釣行記(その1143)
福島県S川 2025.8.22

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

今回は、猛暑続きで渇水状態の源流帯、福島県・S川で遊んで来ました。
源流の渇水と言っても、豪雪地帯なので水量はそれなりにあります。

そして、8月の中旬の猛暑でも、今年の降雪量は半端ない量だったみたいで、残雪があるのにビックリすると同時に自然の驚異を感じました。
残雪がある源流帯だからこそ、渓魚と遊ぶことが出来て感謝する釣行でもありました。

ルアーは、ヒラ打ちのアピール力が凄く、深いポイントやダウンでも水噛みの良さを発揮し、あらゆるフィールドに対応できるD-インサイト53を選びました。
D-インサイト53は5gのウエイトがあるので、飛距離も出すことが出来て、神経質な渓魚を遠い場所からアプローチすることが出来るので重宝します。
また、広範囲に攻めることが出来ます。

スタートして暫くは反応がない時間が続き、撃沈モードが漂い始めましたが、上流のあるポイントから反応が出始め期待を持って攻めました。
すると、新色・インジケーターにファーストヒットでした。
まずまずの岩魚のヒットにホッとして、キャスティングを続けました。

難しい攻めになりましたが、D-インサイト53のカラーを次々と換えて、流れを考えたトレースやヒラ打ちのアピールをさせていると、透明な流れからルアーを追う魚影がありました。
ようやく、口を使って岩魚のヒットがポツポツと出るようになりました。

さらに上流に進むと、渓相が厳しさを増して、流れも強く水深もあるようになったので、戻りながらダウンで攻めることにしました。
しかし、そんなに簡単ではありませんでした。
遡行してからの時間も経った下流にくると、すばやいルアーの動きにヤマメのヒットがありました。

そして、ダウンでの攻めを続けました。
流れの中をヒラ打ちさせながら横切らせると、小さいながらヤマメが遊んでくれました。

結果的に、釣り始める時間が早かったのか、気温が上がってからの釣果の方がよく、岩魚・ヤマメが遊んでくれた釣行でした。

Rodトラウティンスピン イル・フロッソ TILF-53TR
ReelD社
LinePE+5.0lb
LureD-インサイト53