サラリーマンアングラー釣行記(その1139)
栃木県O川 2025.8.10

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

久しぶりに地元栃木の渓流O川で遊んで来ました。
暑い日が続いていたので、ちょっぴり敬遠していた渓流釣りでしたが、雨の予報で暑さが一休みになるとのことで出かけちゃいました。

ロッドは、4ピースで万能なトラウティンスピン マルチュース TRMK-564UMLを使いました、
人気河川で雨ということで、ルアーは、5gで楽に飛距離を出せてヒラ打ちのアピールが魅力的なD-インサイト53を選びました。
それに、新色が加わったことで、より信頼度がアップしました。

雨のために涼しくスタートしましたが、まったく魚影も反応もなく、寂しい時間だけが過ぎました。
透明度の高い河川ですので、ヒラ打ちするD-インサイトの動きを確認しながらリトリーブのスピードの変化を加えてみると、ルアーを追う魚影がありました。
しかし、一度だけでそれ以上追う姿はありませんでした。


沈黙の時間が続いたため、場所を大きく移動して、より正確なキャスティング・アプローチにも注意をして続けました。
そして、ようやくファーストヒットです。
ヤマメの放流が多い河川ですので、岩魚のヒットには驚きました。
岩魚のヒットと同時に、今まで無意識にヤマメの河川という先入観の意識で攻めていたことに、反省をさせられました。

それに、新しいカラーが増えたD-インサイトを意識して使い始めたのもあって、魚の反応が良くなったように思えました。
ルアーを換えながら、トレースラインを意識して岩・石を舐めるように攻め続けると、岩魚のヒットがあるようになりました。

時折強くなる雨脚の為なのか、ヒットが続いたりピタッと止まってしまったり、天気と同様な釣果にストレスを感じながら続けました。
というのも、ヤマメの姿を確認できないためで、夏ヤマメの難しさを感じていたからです。
岩魚のヒットはあるもののヤマメのヒットがなく、僕の悪いエゴで、ヤマメ狙いの攻め方を続けるようにしました。

やはり簡単ではありませんでした。
ヒットのない時間が続きました。
飛距離が出るようなアプローチに加え、流れの中でのヒラ打ちのアピールを脳裏に浮かべながらリールを巻いていると、小さなアタリがありましたがヒットしませんでした。
もう一度キャストすると、今度はヒットさせることが出来ました。
小さいながらも、狙い通りのヤマメのヒットに、気持ちの中で小さなガッツポーズでした。


直ぐに気分が良くなる単純な僕なので、続いてキャストをしました。
しかし、続きませんでしたが、下流に移動をしてヤマメがヒットしてストレスが消えていきました。
すると、大粒の雨が降り出したため終了にせざるを得ませんでした。

結果的には、岩魚・ヤマメが釣れたのは、D-インサイト53・TRMK-564UMLのお陰でした。

Rodトラウティンスピン マルチュース TRMK-564UML
ReelD社
LinePE+5.0lb
LureD-インサイト53