サラリーマンアングラー釣行記(その1124)
山形県I川 2025.6.5

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

6月に入り、新緑の中の渓流釣も気持良く出来ると思い、山形県・I川に出かけました。
今年は降雪量が多かったせいで、山越えの道路は閉鎖されていて遠回りをしたために、川に着いたのが13時を過ぎていました。
渓流釣としては、遅い時間でしたので直ぐに準備をして林道を歩き、上流部に入渓しました。

ロッドは、コンパクトで便利なマルチュースの中でも、中・小渓流など幅広く対応できるTRMK-564UMLを使うことにしました。
ルアーは、渓流の小さなポイントやトレースの短い距離でも、ヒラ打ちのアピールをしっかりとしてくれるD-インサイト44を選びました。

入渓してすぐにルアーを追う魚影を確認出来ました。
しかし、それからまったく反応がなく、上流に向かうと、6月というのに残雪の多さに驚きながら小さなポイントも見逃さないように狙い続けました。
ポイントからトゥイッチをしてヒラ打ちしながら、流れを横切るとファーストヒットすることが出来ました。
ヤマメと同様なポイントでのヒットで、まずまずのサイズの岩魚に満足しました。

浅い流れでのヒットでしたので慎重にして、ロングキャストを心掛けて続けていると、本来の岩魚のポイントではないところからのヒットが続きました。

上流にむかいながら、数匹の岩魚と遊ぶと、流木・残雪が流れを塞いでいるポイントが現れました。
場荒れしないように、端から丁寧に探りました。
すると、直ぐに岩魚がヒットしました。
ポイントを休めるようにしながら、ルアーのカラーを換えて考えた攻めで岩魚の連続ヒットでした。

その後も岩魚のヒットがあり、楽しい時間となりました。
さらに上流でも岩魚が遊んでくれましたが、入渓時間が遅かったこともあり、不安な気持ちもあったので終了にしました。

トレースする距離が短くても、ヒラ打ちのアクションを作り出すD-インサイト44の凄さを再認識させられました。

下流域まで戻ると、雪代が始まっていて自然の恐ろしさも感じた釣行でした。

Rodトラウティンスピン マルチュース TRMK-564UML
ReelD社
LinePE+4.0lb
LureD-インサイト44