今回は、専用のセミハードが付いて持ち運びに便利なトラウティンスピン マルチュース TRMK-564UMLを持ってフィッシンク・リゾート上永野に行ってきました。
小寒になって一段と寒さが厳しくなり、トラウトの動きも活性も鈍ってきたので、ルアーは、こんな時期にピッタリの団子魚を選びました。
団子魚でも、なんとなく漂うトラウトが多いと思い、ゆっくりと沈みヤル気のない素振りでトラウトに吸い込ませるように口を使わせるSRを使いました。
そして、トラウトの目線まで沈ませ、スローの動き、水中を漂わせる感じで動きの確認をしました。
スローな動きのために、シビアなバランスが必要でトゥルーチューン(アイチューン)を頻繁に使い調整をしました。
水面直下で目視できる層で確認していると、ゆっくりとルアーを追うトラウトが口を使って、ファーストヒットには驚きました。
カラーを換えながら漂わせる作戦で続けると、トラウトがパクパクする姿が確認出来てルアーを咥えました。
数匹のトラウトと遊ぶことが出来ましたが、その後が続きませんでした。
そこで、リトリーブを入れてスローな泳ぎと、時折泳ぎを止めて漂わせる動きをしていると、ルアーの後ろで口を動かしながら追ってくるトラウトがいました。
何度か繰り返していると、咥えては放ししているトラウトが分かり合わせてみると、勝手に掛かった感じでヒットしました。
水中浮遊系マイクロクランクとはよく名付けたもので、まさしく、水中でゆらゆらと浮いて自然体で誘うクランクの意味が理解出来ました。
今までは、やる気のないトラウトを無視して、トゥイッチやジャーク、サミング的な攻撃的な戦略で攻略を考えていましたが、トラウトの動きを良く観察したルアーに感激しました。
その後、魚の泳ぎ・動きを観察しながら今までにない様々なことを試しながら、トラウト達と遊ぶことが出来ました。
これで、数多くいるエリアのトラウトと遊ぶ幅が、このクランクによって広がって攻めるという概念が変わった釣行でした。
Rod | トラウティンスピン マルチュース TRMK-564UML |
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Reel | D社 |
Line | PE+4.0lb |
Lure | ダンゴウオ SR |