今年は熊の出没情報が頻繁で、一人の釣行は注意をして安全に遊ばなければならないので、岩魚より下流域で遊んできました。
梅雨時期ですが、栃木は雨が少なく渇水気味な県北部のK川に行きました。
ロッドは、トゥイッチングやピンポイントへのキャスティング性能に優れている渓流にピッタリのトラウティンスピン イル・フロッソ TILF-53TRを使いました。
そして、この時期は上を意識している渓魚が多いので、シンキング系のルアーでなく、フローティング系のルアー・F-セレクト51が良いと思い選びました。
F-セレクト51は、ドリフトさせてポイントへの送り込みからの攻略も出来て、スローに引いてもゆっくりと泳いで誘ってくれます。
2.6gの軽量ですが、タングステン重心移動機構内蔵のミノーですので、飛距離は十分、遠方からアプローチが出来ます。
その結果、数投目で綺麗なヤマメがすぐにヒットしてくれました。
しかし、そのあとが続きません。
TILF-53TRなので、精度の高い正確なロングキャストを繰り返しましたが、小さな魚影の反応はあっても中々口を使いません。
移動しながら、それでもカラーを換えながら続けると、ようやくヤマメがヒットしてくれました。
「夏ヤマメ一里一匹」と言われるので、足で釣るしかないのか? 諦めず攻め続けると、パーマークがくっきりとした綺麗なヤマメがヒットしました。
放流のない河川ですので、自然繁殖したと思われる綺麗な魚体に癒されました。
さらに、F-セレクト51の利点を利用して浅いポイントも攻めているとヤマメのヒットが続くようになりました。
ヤマメの難しい時期ですが、TILF-53TRとF-セレクト51ならヤマメ攻略に強い味方のタックルでした。
Rod | トラウティンスピン イル・フロッソ TILF-53TR |
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Reel | D社 |
Line | PE+4.0lb |
Lure | F-セレクト51 |