サラリーマンアングラー釣行記(その1019)
福島県A沢 2023.8.29

荒井 秀文

栃木県在住。ハイシーズンは渓流、オフシーズンにはエリアへと常にトラウトを追い続けるアングラー。サラリーマンにして驚異的な釣行頻度。

猛暑続きで、時にはゲリラ豪雨があるので山岳渓流は厳しい状況ですが、それでも午前中は比較的天気も安定していますので、福島県・A沢に初めてチャレンジしてきました。
豪雪地帯の山岳源流帯ですので、7月以降の釣りがベストで、行ってみたいと思っていた沢です。
釣行時間を考えると、早朝からの活動をしなければならないので、まだ薄暗い時間から準備をして向いました。

道中にサルとの遭遇をしましたので、ジンクスを信じてワクワクして急ぎました。

そして、車止めまで到着、車中に乗せた折りたたみ自転車が活躍しました。
沢に向かう林道のサイクリングは、気持ち良く釣行の期待が膨れ上がりました。

入渓ポイントに着きタックルをセットすると、目の前のポイントに岩魚がいるのが分かりましたが、本流なので竿を出さずに沢の入口まで遡行をしました。
ロッドは、トラウティンスピン マルチユース TRMK-564UMLです。
ルアーは、岩魚域ですのでボトムノックスイマーを使いました。

やっと沢の入口に着き、ファーストキャストをしましたがまったく反応が無く、その後は暑さと汗だけの沢歩きが続きました。

ようやくヒットしたのは、岩肌から染み出る水が落ちる岩陰からでした。
小さな岩魚ですが、ファースヒットというのは嬉しいもので、俄然やる気が出ました。

すると、ルアーを追う岩魚が多くなってきて、サイズアップした岩魚がヒットしました。

陽射しが強く、源流域とはいえども水温の高さを感じ、普段と違うポイントにいることが分かりました。
小さなピンスポットで、左右にスイングして誘うことの出来るボトムノックスイマーは優れもので、ポツポツと岩魚がヒットしました。
テールの浮力でプリプリと動くのと同時に、ポンポンと縦の動きをさせると、岩魚がたまらずに口を使ってきました。
ただ引きでのスイミングでも効果的なのですが、岩魚は特に縦の動きで石に隠れているところから誘いが出来るボトムノックスイマーは最高でした。

上流に行くにしたがって魚影も多くなり、楽しく遊ぶことが出来ました。

そして、滝が見えたところで終了にしました。

今回も、やっぱりボトムノックスイマーは岩魚に強かった釣行でした。

Rodトラウティンスピン マルチユース TRMK-564UML
ReelD社
LinePE+5.0Lb
Lureボトムノックスイマー